ArcGIS Proを使っていると、データを特定の範囲で抽出したいという場面がよくあります。特に、広範囲に渡るデータを市町村別に分けて処理したい場合、その方法が分からず悩むこともあるでしょう。この記事では、ArcGIS Proを使って、調査データを市町村ごとに抽出する方法を解説します。
調査データを市町村別に抽出するための基本的な考え方
まず、ArcGIS Proでは、空間データに基づいて、ある範囲内のデータを抽出する際には「選択ツール」や「空間解析ツール」を活用します。調査データがポイントデータで、対象の範囲がポリゴンデータ(市町村ごとの区切り)である場合、空間的に一致するポイントデータを抽出する方法を理解することが重要です。
具体的な方法:選択ツールを使用する
市町村ごとの調査データを抽出する一つの方法として、選択ツールを使用します。選択ツールでは、ポリゴン(市町村)レイヤーの中で、ポイント(調査データ)が含まれる範囲を選択し、その選択されたデータを新たに出力することが可能です。
1. 市町村のポリゴンレイヤーを表示
2. 「分析」タブから「選択ツール」を選択
3. 条件として「ポイントデータがポリゴン内に含まれる」設定をする
4. 結果を新しいレイヤーとして保存
空間解析ツールを使った抽出方法
もう一つの方法は、空間解析ツールを活用することです。ArcGIS Proには、「ポイントがポリゴン内に存在する」などの条件でデータをフィルタリングするツールがいくつかあります。これにより、市町村ごとの調査データを自動的に分割することができます。
例えば、「空間結合」ツールを使用すると、調査データのポイントと市町村のポリゴンデータを結合させて、各市町村ごとに調査データを集計したり、分析したりすることができます。
実践例:ポイントデータを市町村別にフィルタリングする手順
ここでは、実際に市町村ごとに調査データを抽出する具体的な手順を紹介します。これにより、どのツールをどのように使うかの流れが把握できるでしょう。
1. 市町村ポリゴンのレイヤーと調査データのポイントレイヤーを準備
2. 「分析」タブの「空間結合」ツールを選択
3. ポイントレイヤーを入力として指定し、市町村ポリゴンをターゲットとして設定
4. 必要な属性や出力形式を選択して実行
まとめ:市町村別にデータを分ける方法
市町村ごとに調査結果データを抽出する方法は、主に選択ツールと空間解析ツールを駆使することで実現できます。これらのツールを組み合わせて活用することで、データの抽出作業が効率的に行え、さらに詳しい分析が可能となります。ArcGIS Proを使いこなして、データ処理をスムーズに進めましょう。


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