Windows 11でdesktop.iniを削除した後のデスクトップ表示問題の解決方法

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Windows 11でdesktop.iniを誤って削除してしまった結果、エクスプローラーのデスクトップが「desktop」と表示されてしまう問題に直面することがあります。この問題を解決するためには、どのような手順を踏むべきでしょうか?本記事では、このトラブルを解決するための具体的な方法を解説します。

desktop.iniとは?

desktop.iniは、Windowsのシステムファイルで、ユーザーのデスクトップのカスタマイズ情報を保持しています。このファイルは、デスクトップの表示やアイコンの設定を管理しており、誤って削除するとデスクトップの表示が変わったり、エクスプローラーでの名前が変更されることがあります。

desktop.iniは通常、隠しファイルとして表示されているため、気づかずに削除してしまうことがあります。これが原因でデスクトップが「desktop」などと表示され、元に戻すことができなくなってしまうことがあります。

問題が発生した場合の対処法

desktop.iniが削除された後にデスクトップの表示が変わった場合、まずは再作成することで問題を解決できます。手順は以下の通りです。

  1. エクスプローラーで「デスクトップ」を開きます。
  2. 「表示」タブから「隠しファイルを表示」にチェックを入れます。
  3. デスクトップの空いている場所で右クリックし、「新規作成」から「テキスト ドキュメント」を選択します。
  4. 新しいテキストファイルを「desktop.ini」と名前を付けて保存します。
  5. 次に、desktop.iniを編集します。以下の内容をファイルに追加してください:
  6. [.ShellClassInfo] 
    IconResource=%SystemRoot%\system32\shell32.dll,3
    InfoTip=Desktop
  7. ファイルを保存して閉じます。
  8. 最後に、デスクトップを右クリックして「更新」を選択します。これで元の表示に戻るはずです。

desktop.iniを再作成できない場合の対応策

万が一、手動でdesktop.iniを作成しても問題が解決しない場合、Windowsの「システムの復元」を使用して以前の状態に戻すことができます。これにより、削除されたファイルを元に戻すことが可能です。

「システムの復元」を使用するには、以下の手順を実行します。

  1. 「スタートメニュー」を開き、「システムの復元」と検索します。
  2. 「復元ポイントの作成」を選択し、「システムの保護」タブで「システムの復元」をクリックします。
  3. 復元ポイントを選択し、復元を開始します。

まとめ

Windows 11でdesktop.iniを削除してしまった場合、デスクトップの表示が変わることがありますが、簡単な手順で元に戻すことができます。desktop.iniを手動で再作成したり、システムの復元を使ったりすることで、デスクトップの表示問題を解決できます。万が一問題が解決しない場合は、Microsoftサポートに問い合わせてさらにサポートを受けることも検討しましょう。

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