上に戻るボタンのCSSで緑色のボタンを表示する方法

HTML、CSS

Webページに「上に戻るボタン」を設置する際、ボタンのデザインや色が正しく表示されないことがあります。特に、CSSで設定した背景色が反映されない場合、いくつかの理由が考えられます。この記事では、指定した色(#90BE59)が上手く反映されない原因とその解決方法について解説します。

問題の概要

質問者は、HTMLに記述した「上に戻るボタン」のCSS設定で、ボタンが表示されるものの、背景色が変更されず、意図した緑色(#90BE59)が反映されていないとのことです。さらに、ボタンの見た目が小さく、ユーザーが認識しづらいという問題も抱えているようです。

CSSの問題と原因

コードの記述に関して、特に問題がある部分は「display: none;」のスタイルです。このプロパティは、ボタンが最初に表示されるのを防ぐために使われていますが、ページが読み込まれたときにボタンを非表示にするだけでなく、クリックなどのインタラクションも受け付けません。ボタンを見やすい緑色にするためには、適切なタイミングでこのプロパティを変更する必要があります。

また、フォントサイズやボタンの配置に関しても、少し微調整が必要な場合があります。たとえば、font-sizeが小さすぎる場合、ボタンが意図した通りに大きく表示されません。

改善方法

まず、CSSで以下の設定を追加し、ボタンの表示状態を適切に制御します。具体的には、「display: block;」を使ってボタンを表示させ、ボタンの位置やサイズを調整します。

/* 上に戻るボタンのCSS */
a.gototop { 
 background-color: #90BE59; 
 bottom: 2%; 
 color: #fff; 
 display: block; 
 font-size: 2rem; 
 height: 3rem; 
 line-height: 3.8rem; 
 position: fixed; 
 right: 2%; 
 text-align: center; 
 text-decoration: none; 
 width: 3rem; 
}

この修正により、ボタンはページ上に表示され、緑色に変更されます。また、必要に応じて「display: none;」を削除し、ボタンを適切に表示させるタイミングを調整します。

ボタンのクリック時に表示を切り替える

ボタンがクリックされることで上に戻る動作をするだけでなく、ページがスクロールした時にボタンを表示させたい場合、JavaScriptを使って「display: none;」を動的に切り替えることができます。例えば、スクロール位置が一定の位置を超えたときにボタンを表示させるように設定できます。

window.onscroll = function() { 
  var scrollPosition = window.scrollY; 
  var button = document.getElementById('gototop'); 
  if (scrollPosition > 200) { 
    button.style.display = 'block'; 
  } else { 
    button.style.display = 'none'; 
  } 
};

まとめ

上に戻るボタンを正しく表示させるためには、CSSプロパティの確認と修正が必要です。特に「display: none;」を使って非表示にしている場合は、ボタンの表示タイミングやインタラクションに問題が生じることがあります。表示方法やサイズを適切に調整することで、ユーザーにとって使いやすいボタンを作成できます。

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