AutoCAD LTを使用している際、オブジェクトをクリックすると表示されるautosnapのマーカーや、右クリックでターゲットボックス内のオブジェクトを移動する機能が邪魔になることがあります。この記事では、この移動機能をオフにする方法について説明します。
1. AutoCAD LTの「ターゲットボックス内移動」機能とは
AutoCAD LTでは、オブジェクトを選択した際に、マウスの右ボタンを押しながら移動することで、簡単にオブジェクトを配置し直すことができます。この機能は便利ですが、意図せずオブジェクトを移動させてしまうこともあります。
この「ターゲットボックス内移動」機能をオフにしたい場合、設定を調整することで簡単に無効化することができます。
2. ターゲットボックス内移動機能を無効にする方法
この機能をオフにするには、AutoCAD LTの設定を変更する必要があります。以下の手順を実行して、移動機能を無効化しましょう。
- まず、AutoCAD LTを開きます。
- 次に、上部メニューの「ツール」から「オプション」を選択します。
- 「オプション」ウィンドウが開いたら、タブ「ユーザー設定」をクリックします。
- 「マウス」セクションにある「ターゲットボックスの選択を有効にする」のチェックボックスをオフにします。
- 最後に「OK」をクリックして設定を保存します。
これで、右クリックでオブジェクトを移動する機能が無効化されます。
3. ターゲットボックスの移動機能を再度有効にする方法
もし、再度この機能を使いたい場合は、同じ手順で設定を戻すことができます。「ターゲットボックスの選択を有効にする」のチェックボックスを再度オンにして「OK」をクリックすれば、移動機能が復活します。
4. その他の便利な設定とカスタマイズ
AutoCAD LTには、さまざまな便利な設定やカスタマイズが用意されています。オブジェクトの移動方法を自分に合った形に設定できるので、作業効率を向上させるためにも、自分のスタイルに合わせたカスタマイズを行うことをお勧めします。
5. まとめ
AutoCAD LTでオブジェクトの移動機能をオフにする方法は、設定の変更で簡単に実現できます。右クリックでの意図しない移動を防ぐためにも、ぜひこの設定を試してみてください。


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