Office 2021のファイル保存時に表示される「アップロード」ボタンが不要で、非表示にしたい場合の設定方法を解説します。このボタンは、クラウドストレージサービス(OneDriveなど)と連携している場合に表示されますが、使用しない場合には非表示にして作業効率を上げることができます。
「アップロード」ボタンの正体と表示される理由
「アップロード」ボタンは、Microsoft Office 2021がOneDriveなどのクラウドサービスと統合されている場合に表示されます。このボタンは、ユーザーがファイルをクラウドに保存するために表示されるもので、特にクラウドに保存する予定がない場合は煩わしいことがあります。
このボタンは、ファイルを保存する際に「このPCに保存済み」と表示された後、右下に「アップロード」ボタンとして現れることがありますが、これを非表示にする設定方法を説明します。
「アップロード」ボタンを非表示にする設定方法
このボタンを非表示にするには、Office 2021の設定を調整する必要があります。以下の手順を試してみてください。
- Officeアプリケーションを開く:Excel、Word、PowerPointなど、いずれかのOfficeアプリを開きます。
- 「ファイル」メニューから設定を選択:左上の「ファイル」タブをクリックし、表示されたメニューから「オプション」を選びます。
- 保存設定を変更:「保存」タブを選択し、保存の場所として「PCに保存」をデフォルトに設定します。これにより、OneDriveや他のクラウドストレージを使用しない設定にすることができます。
- OneDrive連携を無効にする:OneDriveとの連携を無効にすることで、クラウド保存の提案が表示されなくなります。これにより、保存画面に「アップロード」ボタンが表示されなくなります。
クラウド保存の利便性とその非表示化
Office 2021でクラウドにファイルを保存することは、データをどのデバイスからもアクセスできるという利点があります。しかし、すべてのユーザーがクラウドを使用したいわけではなく、ローカルに保存する方が便利な場合もあります。そのため、クラウド保存のオプションを無効にすることで、不要な表示を避けることができます。
「アップロード」ボタンを非表示にすることは、特にローカル保存を優先するユーザーにとって、作業の効率化につながります。
まとめ:不要な「アップロード」ボタンを非表示にする
「アップロード」ボタンが表示される原因は、Office 2021がOneDriveなどのクラウドストレージサービスと連携しているためです。このボタンを非表示にするには、Officeアプリケーションの設定からクラウド保存を無効にし、ローカル保存をデフォルト設定に変更することが必要です。
これにより、余計なボタンが表示されることなく、快適に作業を進めることができるようになります。


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