ExcelのSUMIF関数を使えば、特定の条件に基づいて合計値を求めることができます。例えば、商品名に応じて個数を集計したい場合、SUMIF関数を使うと便利です。ここでは、具体的な例を使って、商品別に個数を集計する方法を解説します。
SUMIF関数の基本的な使い方
SUMIF関数は、指定した条件に一致するセルの合計を求める関数です。基本の構文は次の通りです。
=SUMIF(range, criteria, [sum_range])
range: 条件をチェックする範囲(この場合は商品名の範囲)
criteria: 条件(ここでは特定の商品の名前)
[sum_range]: 合計を求める対象となる範囲(この場合は個数の範囲)
具体例:商品別の個数を集計する
例えば、以下のような商品と個数のデータがあるとします。
| 商品名 | 個数 |
|---|---|
| オレンジ | 10 |
| りんご | 20 |
| オレンジ | 30 |
| 柿 | 20 |
| りんご | 80 |
| 柿 | 50 |
この場合、「オレンジ」「りんご」「柿」ごとの個数をSUMIF関数で集計します。
オレンジの個数を求める
まず、オレンジの個数を集計する方法です。A列に商品名、B列に個数が入力されている場合、オレンジの個数は次のように求めます。
=SUMIF(A2:A7, "オレンジ", B2:B7)
この式では、A2:A7の範囲で「オレンジ」と一致する行の個数をB2:B7の範囲から合計します。
りんごの個数を求める
りんごの個数を求める方法も同様です。
=SUMIF(A2:A7, "りんご", B2:B7)
こちらもA列で「りんご」と一致する行をB列から合計します。
柿の個数を求める
柿の場合も、同様にSUMIF関数を使って個数を集計します。
=SUMIF(A2:A7, "柿", B2:B7)
まとめ
SUMIF関数を使えば、特定の条件(この場合は商品名)に一致する値(この場合は個数)を簡単に集計できます。Excelを使って効率的にデータを分析したい場合には非常に役立つ関数です。商品別の個数を集計したい場合は、上記の方法を参考にしてください。


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