Wordで文章を作成している際に、変更履歴を使用して編集作業を追跡している方も多いでしょう。しかし、変更履歴を承認してしまった後に、再度変更履歴を表示させる方法については疑問を持つことがあります。今回は、承認後の変更履歴を復元する方法について解説します。
1. 承認後に変更履歴を復元する方法
Wordでは変更履歴を承認すると、その編集履歴は「承認済み」として扱われ、以後は表示されなくなります。しかし、変更履歴を再表示する方法はあります。
- 「文書の復元」機能を使用する:文書の変更履歴を復元するために、以前のバージョンを復元することが可能です。これにより、変更履歴を復元した状態で作業を再開できます。
- 自動保存されたバージョンを使用する:Wordは自動保存機能を使って、作業中のファイルをバックアップしています。過去の状態に戻すことで、変更履歴を再度表示することができます。
2. バージョン履歴を使った復元方法
Wordには、ドキュメントのバージョン履歴を管理する機能があります。これを使って過去の編集履歴を確認し、復元する方法について説明します。
- ファイルタブを開き、「情報」を選択します。
- 「バージョン履歴」を選択すると、保存された以前のバージョンを表示できます。
- 希望するバージョンを選んで復元することが可能です。
3. 変更履歴の承認後に履歴を表示させる方法
もし変更履歴を承認した後に再度履歴を表示したい場合、変更履歴の設定を変更することができます。設定を変更する方法は以下の通りです。
- 「変更履歴の表示設定」の変更:リボンの「校閲」タブから「変更履歴」を選び、「変更履歴の表示設定」をクリックします。
- 履歴の復元:「変更履歴を表示」のチェックボックスをオンにすると、承認後でも変更履歴が表示されます。
4. まとめ
Wordで変更履歴を承認した後でも、特定の方法を使えば履歴を再表示することが可能です。バージョン履歴を復元する方法や、変更履歴を表示させる設定を変更することで、過去の編集内容を確認しながら作業を続けることができます。ぜひ、これらの方法を試して、文書作成をさらにスムーズに行いましょう。


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