Windowsノートパソコンの取り外し可能なキーボードが反応しない場合の対処法

Windowsノートパソコンの取り外し可能なキーボードやタッチパッドが突然反応しなくなることがあります。特に、作業中に休憩したり、誤って何らかの設定を変更してしまうと、デバイスが正常に動作しなくなることがあります。ここでは、キーボードとタッチパッドの問題を解決するための対処法をご紹介します。

1. ハードウェアの接続確認

まず最初に、キーボードとタッチパッドが物理的に正しく接続されているかを確認しましょう。取り外し可能なキーボードの場合、接続部分がしっかりと接続されていないと、認識されないことがあります。接続端子を確認し、抜き差ししてみてください。

また、タッチパッドが無効化されている場合もあるため、タッチパッドの設定を確認してみましょう。

次に、デバイスマネージャーを使って、ドライバに問題がないか確認します。スタートメニューから「デバイスマネージャー」を検索して開き、「キーボード」と「マウスとその他のポインティングデバイス」の項目を確認します。もしドライバに警告マーク（黄色の三角形）が表示されていれば、ドライバの更新が必要です。

デバイスを右クリックして「ドライバーの更新」を選択し、自動で最新のドライバをインストールするか、メーカーのウェブサイトからドライバを手動でダウンロードしてインストールしてください。

タッチパッドやキーボードが無効になっている可能性があります。特にタッチパッドは誤って無効化されている場合が多いため、設定を確認してみましょう。

「設定」 > 「デバイス」 > 「マウスとタッチパッド」の項目から、タッチパッドの設定が「無効」にされていないか確認し、必要に応じて「有効」に戻してください。

Windowsには、ハードウェアの問題を自動で診断し修復する機能が備わっています。スタートメニューから「設定」 > 「更新とセキュリティ」 > 「トラブルシューティング」を選び、「キーボード」や「ハードウェアとデバイス」のトラブルシューティングを実行します。

これにより、問題が自動的に修正される場合があります。

上記の方法で解決しない場合、PCを再起動してみましょう。場合によっては、簡単な再起動で問題が解決することがあります。

それでも解決しない場合は、システムの復元を試みるか、最終的に「PCのリセット」を検討することができます。ただし、PCのリセットを行うとデータが消去されるため、事前にバックアップを取っておくことをお勧めします。

キーボードやタッチパッドが反応しない原因は多岐にわたりますが、物理的接続、ドライバの更新、設定の確認、トラブルシューティングなど、順を追って確認することで問題を解決できる場合が多いです。万が一、これらの方法で解決できない場合は、専門のサポートに相談することをお勧めします。