DaVinci Resolveでタイムライン上の素材を編集していると、素材の両端に不要な手ブレや音が含まれていることがあります。このような場合、素材の先頭と末尾の10フレームを短縮し、素材間の隙間を詰める作業が必要です。この記事では、DaVinci Resolveを使用して効率的に素材を短縮し、タイムラインを詰める方法を解説します。
DaVinci Resolveで素材の先頭と末尾を短縮する方法
まず、DaVinci Resolveでは、タイムライン上の素材の先頭と末尾のフレームを個別に短縮することができます。素材の短縮を手動で行う場合、以下の手順を試してみてください。
- タイムライン上の素材を選択します。
- 素材の先頭または末尾にカーソルを合わせて、フレームをドラッグして短縮します。
- Ctrl(Windows)またはCommand(Mac)キーを押しながら、ドラッグで10フレーム分の短縮を行います。
これで素材の先頭または末尾を手動で10フレーム短縮することができます。
素材間の隙間を詰める方法
素材の先頭と末尾を短縮した後、次に素材間の隙間を詰める作業が必要です。DaVinci Resolveでは、素材間の隙間を自動的に詰める機能が搭載されています。
隙間を自動で詰めるには、以下の手順を実行します。
- 「タイムライン」メニューから「隙間を詰める(Ripple Delete)」を選択します。
- または、隙間を右クリックして「隙間を削除」を選ぶこともできます。
これにより、素材間の隙間が自動的に詰められ、スムーズに繋げることができます。
DaVinci Resolveの便利なショートカットキー
DaVinci Resolveでは、作業を効率化するためのショートカットキーを使うことができます。特に、素材の短縮や隙間を詰める作業において、ショートカットキーは非常に役立ちます。
以下のショートカットキーを覚えておくと便利です。
- **Ctrl + Shift + Z(Windows) / Command + Shift + Z(Mac)**:操作の元に戻す
- **Ctrl + Shift + X(Windows) / Command + Shift + X(Mac)**:素材を短縮
- **Alt + Shift + X(Windows) / Option + Shift + X(Mac)**:隙間を詰める
まとめ
DaVinci Resolveでは、素材の先頭と末尾を簡単に短縮し、素材間の隙間を効率よく詰めることができます。特に、ショートカットキーや「隙間を詰める(Ripple Delete)」機能を活用することで、作業を迅速に進めることができます。これらの方法を使って、タイムライン上の素材編集を効率化し、スムーズな映像編集を実現しましょう。

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