Accessで売上帳フォームに商品マスターから商品名と単価をコンボボックスで抽出する方法

Microsoft Access

Accessで売上帳を作成する際、商品マスターから商品名と単価をコンボボックスで抽出し、売上帳フォームに代入する方法について解説します。これにより、商品情報の入力を簡素化し、誤入力を防ぐことができます。

1. 商品マスターのテーブル作成

まず、商品マスターを管理するためのテーブルを作成します。テーブルには、「売上商品名」と「売上単価」のフィールドを設定します。これらのフィールドに商品の名前と単価のデータを格納します。

テーブル作成後、商品情報を追加し、正しい形式でデータを保持できるようにします。

2. 売上帳フォームの作成

次に、売上帳のフォームを作成します。フォームには、「売上日」「お得意先名」「売上商品名」「売上個数」「売上単価」「売上金額」のテキストボックスを追加します。「売上商品名」と「売上単価」フィールドには、コンボボックスを使用して商品マスターから商品名と単価を選択できるようにします。

これにより、ユーザーが売上商品名を選択すると、自動的に対応する売上単価が入力されるようになります。

3. コンボボックスの設定方法

コンボボックスの設定には、商品マスターから「売上商品名」と「売上単価」を抽出するSQLクエリを使用します。コンボボックスの「データ」プロパティに、以下のSQLクエリを設定します。

SELECT [売上商品名], [売上単価] FROM 商品マスター

この設定により、コンボボックスに商品マスターの売上商品名が表示され、選択した商品に対応する売上単価が自動で入力されます。

4. 売上金額の計算方法

「売上金額」を自動で計算するためには、売上個数と売上単価を掛け算する式を設定します。売上金額のテキストボックスに、以下の式を設定します。

[売上個数] * [売上単価]

これにより、商品が選択されると、売上金額が自動で計算されます。

5. まとめ

商品マスターから商品名と単価をコンボボックスで選択し、売上帳に自動で代入する方法は、効率的でエラーを防止するために非常に有効です。これらの設定を行うことで、売上帳の作成が簡便になり、業務効率が向上します。ぜひ、上記の手順を参考にして、Accessでの売上帳管理を最適化してください。

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