Excelを使用して勤務開始時刻と終了時刻を入力し、休憩時間やその他の用事時間を除いた実働時間を計算する方法について解説します。例えば、勤務時間に10:00から10:15、12:00から13:00、15:00から15:15などの休憩時間を設定し、それらの時間を除いた実際の労働時間を求めたい場合の手順を説明します。
1. 基本的な計算式の設定
勤務時間の計算には、Excelで時刻を使った計算式を活用します。勤務開始時刻と終了時刻を入力した後、休憩時間を引く計算を行います。
まず、勤務開始時刻と終了時刻をセルに入力します。例えば、A1に勤務開始時刻(例: 9:00)、B1に勤務終了時刻(例: 18:00)を入力します。
2. 休憩時間の設定と計算式
休憩時間を除くために、まずそれぞれの休憩時間を入力します。例えば、10:00~10:15、12:00~13:00、15:00~15:15の休憩時間を除きます。
これらの時間帯をそれぞれセルに入力します。例えば、C1に10:00~10:15の休憩、C2に12:00~13:00、C3に15:00~15:15と入力します。その後、次の計算式を使用して休憩時間を引いた実働時間を求めます。
3. 計算式の例
勤務時間から休憩時間を引く計算式は以下の通りです。
=B1-A1-(C1-A1)-(C2-B2)-(C3-B3)
この式では、まず勤務終了時刻(B1)から勤務開始時刻(A1)を引き、次にそれぞれの休憩時間(C1~C3)を引いて、実働時間を求めます。
4. 用事時間を除く方法
休憩時間だけでなく、その他の用事時間(例えば会議や外出など)も除きたい場合、用事時間も同様に入力し、計算式に追加することができます。たとえば、D1に用事時間を入力し、次のような計算式を使います。
=B1-A1-(C1-A1)-(C2-B2)-(C3-B3)-(D1-D2)
これで、勤務時間から休憩時間と用事時間を除いた実働時間が表示されます。
まとめ
Excelを使用して勤務時間から休憩時間や用事時間を除いた実働時間を計算することは非常に簡単です。時刻を使った基本的な計算式を組み合わせることで、必要なデータを効率よく処理できます。勤務時間に合わせた休憩や用事時間の入力方法をマスターして、業務効率を向上させましょう。


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