PowerPointで使用している動画をGoogleスライドに挿入しようとした際に、Googleドライブにアップロードしても動画が画像として表示されてしまうことがあります。この問題の原因と解決策について解説します。
1. PowerPointでの動画の取り扱いとGoogleスライドへの移行
PowerPointには動画を埋め込む機能がありますが、その動画をGoogleスライドに移行する際に、正しく表示されないことがあります。これは、PowerPointが特定の形式で動画を保存しているため、Googleスライドがそれを正しく認識できないからです。
Googleスライドでは、動画を挿入する際にファイルの互換性が重要です。PowerPointで埋め込まれた動画が画像に変わってしまうのは、PowerPointの「埋め込み型」動画がGoogleスライドでサポートされていないためです。
2. 動画のアップロードとGoogleスライドへの挿入方法
PowerPointで使用している動画をGoogleスライドに挿入するためには、まずGoogleドライブに動画をアップロードする必要があります。その後、Googleスライド内で動画を挿入します。以下の手順を試してみましょう。
- Step 1: 動画をGoogleドライブにアップロードする。
- Step 2: Googleスライドで対象のスライドを開き、「挿入」メニューから「動画」を選択。
- Step 3: Googleドライブ内の動画を選択して挿入。
これで、Googleスライドに動画が正しく表示され、再生できるようになります。
3. 動画が画像として表示される場合の対策
もし、動画が画像として表示されてしまう場合は、以下の点を確認してください。
- 動画の形式: Googleスライドは、MP4やYouTubeの動画をサポートしています。動画が別の形式で保存されている場合、適切な形式に変換する必要があります。
- 動画の共有設定: Googleドライブにアップロードした動画が「共有設定」が「一般公開」や「リンクを知っている全員」に設定されていないと、Googleスライドで正しく表示されないことがあります。
4. 動画をYouTube経由で挿入する方法
もし、動画が大きすぎてGoogleドライブに直接アップロードできない場合、YouTubeにアップロードしてからGoogleスライドに挿入する方法もあります。YouTubeに動画をアップロードし、そのURLをGoogleスライドに挿入することで簡単に動画を表示できます。
- Step 1: 動画をYouTubeにアップロードする。
- Step 2: YouTubeの動画URLをコピー。
- Step 3: Googleスライドで「挿入」>「動画」>「URLから挿入」を選び、コピーしたURLを貼り付ける。
まとめ
PowerPointで使用している動画をGoogleスライドに挿入するには、動画をGoogleドライブにアップロードしてから挿入するのが一般的な方法です。また、動画の形式や共有設定に注意が必要です。さらに、YouTube経由での挿入方法も有効な解決策となります。これらの方法を試して、問題を解決してみましょう。
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