FileMakerを使用して3択クイズを作成する方法について詳しく解説します。質問者は、問題テーブル、解答テーブル、患者テーブルの3つを使ってクイズのデータ構造を組み立て、最終的に正解判定と得点を算出する方法を模索しています。今回は、FileMakerで効果的にクイズの処理を行うための設計方法やポイントを説明します。
問題テーブルの設計
まず、問題テーブルの設計です。質問者は、問題ID、問題文、選択肢1、選択肢2、選択肢3、解答フィールドを含む設計をしています。選択肢はボタン設定で処理し、選択肢を選んだ後に正しい答えが選ばれているかを確認できるようにします。
問題テーブルにおいて、重要なフィールドは「問題ID」および「解答フィールド」です。解答フィールドは、選択肢が押されたときに返される値（例えば、「1」や「2」など）を格納します。これにより、ユーザーが選んだ選択肢が正解かどうかをチェックできます。
解答テーブルの設計
解答テーブルは、ユーザーが解答した内容を保存するためのテーブルです。問題IDを外部キーとして参照し、難易度や各選択肢に対する点数、判定を保存します。このテーブルにより、各問題の解答結果をトラッキングできます。
解答テーブルには、「点数1」「点数2」「点数3」といったフィールドがあり、これにより選択肢ごとの得点を管理します。また、「判定」フィールドには、「大正解」「正解」「不正解」などのステータスを記録することで、結果を把握しやすくします。
スクリプトで点数を加算する
スクリプトを使用して、選択肢に対応する点数を加算し、最終的に得点を算出します。スクリプト内で選択肢と点数をマッピングし、ユーザーが選んだ選択肢に基づいて、正しい得点が加算されるように設定します。
例えば、選択肢1が正解であれば「点数1」を加算し、選択肢2が正解であれば「点数2」を加算する処理を行います。得点が加算されることで、ユーザーの最終結果を出力できるようになります。
最終結果のランク判定
最終結果をランクに結びつける方法として、得点をもとにランク定義テーブルを活用します。例えば、得点が高いほど上位のランクに割り当てることができます。FileMakerのランク定義テーブルでは、得点範囲に応じてランクを設定し、得点に基づいて最終的なランク名を表示することができます。
ランク名や最終点数をユーザーに表示するためのスクリプトを作成し、結果をユーザーインターフェースに表示します。
まとめ
FileMakerを使って3択クイズを作成する際、問題テーブル、解答テーブル、患者テーブルの設計が重要です。各テーブルの役割をしっかりと理解し、スクリプトを使って得点計算やランク判定を行うことで、効果的にクイズアプリケーションを作成できます。データ構造を適切に設計し、スクリプトを活用することで、質問者の問題は解決できるでしょう。
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