JW-CADで図形登録後に文字が縮尺変更で大きさが変わる問題にお困りの方へ。本記事では、文字の大きさが変わらないようにする方法や、図形登録後の再編集手順を具体的に解説します。文字の大きさが縮尺に依存しないようにしたい方必見です。
文字の大きさが変わる原因とは?
JW-CADでは、図形登録を行う際に、文字も一緒に登録することができます。しかし、縮尺を変更すると文字の大きさも一緒に変わってしまうことがあります。これは、文字が図形の一部として登録されているため、縮尺を変更すると図形全体がスケーリングされ、その中の文字も変化するためです。
文字の大きさが変わらないようにするためには、文字を「ブロック化」して縮尺の変更に影響しないようにする必要があります。
文字の大きさを変更しない方法
文字の大きさが変わらないようにする方法の一つは、文字を図形とは別の「ブロック」として登録することです。これにより、縮尺を変更しても文字のサイズはそのままで保たれます。
まず、文字を入力した後にその文字を選択し、「ブロック登録」機能を使用してブロック化します。このブロック化された文字は、図形全体の縮尺変更に影響されなくなります。
再編集の方法について
既に登録した図形の再編集は可能です。再編集するためには、まず「図形編集」機能を使って、登録した図形を選択します。その後、必要な変更を加えた後に、再度ブロック化することで文字の大きさが縮尺に影響されない状態にできます。
具体的には、登録した図形を選択し、右クリックメニューから「再編集」または「ブロック編集」を選択します。その後、文字のサイズ変更が不要であることを確認し、再保存します。
文字を縮尺に影響されない状態にするための追加設定
文字を縮尺変更に影響されないようにする設定として、文字自体のプロパティを調整する方法もあります。文字プロパティには「固定サイズ」や「スケーリングなし」などのオプションがある場合がありますので、これらを設定することで、縮尺を変更しても文字のサイズが変わらないようにできます。
具体的には、文字を選択後、プロパティウィンドウで「スケーリング」オプションを確認し、「無効」や「固定サイズ」などに設定することができます。これにより、図形の縮尺変更が文字に影響しなくなります。
まとめ
JW-CADで文字の大きさが縮尺変更によって変わってしまう問題は、ブロック化することで解決できます。また、再編集や文字プロパティの設定変更を行うことで、文字サイズの変更を防ぐことができます。これらの方法を活用することで、より精密な作業が可能になります。


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