Windows 11を使用している際に、PowerShell 5.1が起動時に毎回表示される問題が発生することがあります。特に、最新のPowerShell 7.1がインストールされているにもかかわらず、古いバージョンのPowerShellが表示されるのは不便です。この問題を解決するための手順を詳しく解説します。
PowerShell 5.1のアンインストールと無効化
まず、PowerShell 5.1が表示される原因として考えられるのは、古いバージョンがシステムに残っているか、設定に誤りがある場合です。PowerShell 7.1がインストールされていても、システムが5.1を優先して使用している可能性があります。
PowerShell 5.1を完全に無効化するには、以下の手順を試してみてください。
- 「スタート」メニューから「設定」を開きます。
- 「アプリ」を選択し、「アプリと機能」をクリックします。
- 「Windows PowerShell 5.1」を検索してアンインストールします。
PowerShellの起動設定を確認
次に、PowerShellが起動時に自動で開かないように設定を確認します。以下の手順で設定を調整できます。
- タスクバーの検索バーに「PowerShell」と入力し、表示される「Windows PowerShell」を右クリックします。
- 「管理者として実行」を選択します。
- 次に、次のコマンドを入力して、PowerShellのバージョンを確認します:
Get-Host | Select-Object Version
不要なスタートアップ設定を無効にする
もしPowerShellが起動時に自動で開いている場合、スタートアップ設定を確認し、無効にする必要があります。以下の手順でスタートアップ設定を調整できます。
- 「スタート」メニューから「タスクマネージャー」を開きます。
- 「スタートアップ」タブを選択し、PowerShell関連の項目があれば無効にします。
PowerShellの再インストールと設定変更
上記の手順でも問題が解決しない場合、PowerShell 7.1を再インストールし、設定を手動で調整します。
- 「Microsoft Store」から最新のPowerShell 7.1を再インストールします。
- 再インストール後、PowerShellを開き、再度「管理者として実行」を選択して、必要な設定を行います。
- 設定を保存した後、PCを再起動して問題が解消されたか確認します。
まとめ
Windows 11でPowerShell 5.1が毎回起動してしまう問題は、不要な設定や古いバージョンが原因で発生します。上記の手順に従って、PowerShell 5.1をアンインストールし、7.1を優先して使用できるように設定を行うことで、問題を解消できます。


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