MacBookのFinderでは、動画ファイルにカーソルを合わせると、動画の再生時間が青い数字で表示されるのが通常です。しかし、突然その表示がされなくなることがあります。この記事では、Finderで動画の再生時間が表示されなくなった理由と、その解決方法について解説します。
Finderで動画の再生時間が表示されない原因
Finderで動画の再生時間が表示されなくなる原因は複数考えられます。主に以下の理由が考えられます。
- 動画ファイルの形式が対応していない：一部の動画形式やエンコーディング方式がFinderでの再生時間表示に対応していない場合があります。
- Finderの設定変更：Finderの表示設定が変更された場合、動画の再生時間が表示されなくなることがあります。
- システムの不具合：システムやmacOS自体に不具合が発生している場合にも、再生時間が正しく表示されないことがあります。
再生時間表示の設定確認
再生時間の表示設定が原因である場合、次の手順で設定を確認できます。
- Finderを開き、表示されない動画が含まれているフォルダを選択します。
- 「表示」メニューから「表示オプションを表示」を選択し、表示オプションの設定を確認します。
- 「項目情報」を選択し、「詳細情報を表示」にチェックが入っていることを確認します。
これにより、動画の詳細情報が表示され、再生時間も復元されることがあります。
動画ファイルの形式に問題がある場合の対策
Finderで再生時間が表示されない原因が動画ファイルの形式によるものであれば、動画ファイルを再エンコードすることを検討できます。QuickTimeで再生できるファイル形式に変換することで、再生時間が表示されるようになることがあります。
変換ツールとしては、HandBrakeやAll2MP4などの無料ツールが役立ちます。これらのツールを使用して、動画ファイルを再エンコードし、再生時間がFinderで表示されるか確認してみてください。
macOSの不具合を解決する方法
macOSに不具合がある場合、システムの再起動や、最新のソフトウェアアップデートを適用することが効果的です。また、SMC（システム管理コントローラー）やNVRAMのリセットも試す価値があります。
SMCリセットの手順は次の通りです。
- Macをシャットダウンします。
- 電源ボタンを押し続け、10秒後に放します。
- 再度Macを起動し、再生時間が表示されるか確認します。
まとめ
MacBookのFinderで動画の再生時間が表示されない問題は、設定変更やシステムの不具合、動画ファイルの形式などが原因で発生することがあります。表示設定の確認や、動画ファイルの再エンコード、macOSの不具合解消を試すことで、多くの問題は解決できるでしょう。問題が続く場合は、Appleサポートに問い合わせて、さらなる解決方法を相談することもおすすめします。
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