Windows 11をクリーンインストールする際、誤って2つのパーティションにインストールしてしまった場合、起動時にどちらのOSを起動するか選択する画面が表示されることがあります。この記事では、どちらがどちらのWindows 11か分からない場合の解決方法を解説します。
1. デュアルブートの問題とは？
Windows 11をインストールした際に、Cドライブ（元のOSがあった場所）とDドライブ（データ保存用）にそれぞれインストールされてしまうと、起動時にどちらを選択するかの画面が表示されます。これがデュアルブートの問題で、どちらのOSがどのパーティションにインストールされているか分からない場合、誤って不要なパーティションを削除する可能性もあります。
そのため、正しいパーティションを識別し、不要なOSを削除することが大切です。
2. どのWindows 11がどのパーティションか確認する方法
最初に行うべきことは、現在起動しているWindows 11がどのドライブにインストールされているかを確認することです。
1. 「ディスクの管理」を開きます。
2. 「コンピュータの管理」＞「ディスクの管理」で、各ドライブにどのOSがインストールされているかを確認します。通常、Windowsがインストールされているドライブは「システム」や「ブート」と表示されます。
3. 不要なWindows 11を削除する方法
正しいドライブを確認したら、不要なWindows 11のインストールを削除します。誤ってDドライブにインストールした場合、そのパーティションを削除することができますが、必要なデータがある場合はバックアップを取ることをお勧めします。
1. 「ディスクの管理」から不要なパーティションを選び、「ボリュームの削除」を選択します。
2. 再起動し、システムが正常に起動することを確認します。
4. 起動設定の修正
不要なOSを削除した後、起動時に表示される選択画面を修正するためには、「msconfig」や「BCDEdit」を使用して、ブートマネージャーの設定を調整する必要があります。これにより、選択画面を非表示にすることができます。
1. 「スタート」メニューから「msconfig」を検索して開きます。
2. 「ブート」タブで不要なOSを削除し、適切な設定に変更します。
5. まとめ – 正しいパーティションの確認と削除
Windows 11を誤って2つのパーティションにインストールした場合、まずはどのパーティションにどのOSがインストールされているかを確認し、不要なOSを削除しましょう。さらに、ブート設定を修正することで、デュアルブート画面を解消できます。作業前に必ずバックアップを取ることをお勧めします。
コメント