Affinity Designer2で作成したデータをClip Studio Paint(クリスタ)で開く際、レイヤーを維持したまま読み込む方法に悩む方も多いです。この記事では、ファイル形式の変換時に発生する問題を解決する方法を解説します。
Affinity Designer2で作成したデータをClip Studio Paintで開く方法
Affinity Designer2では、作成したデータを「PSD(Photoshop)」形式にエクスポートして、他のソフトウェアで使用できるようにすることができます。しかし、Clip Studio Paint(クリスタ)でPSDファイルを開こうとすると、「対応していないファイル形式」と表示されることがあります。
これは、PSDファイルのバージョンやエクスポート設定に問題がある場合があります。そこで、いくつかの手順で解決する方法を試してみましょう。
1. Affinity Designer2でのPSDエクスポート設定
Affinity Designer2でPSD形式にエクスポートする際、レイヤー情報を保持するためにエクスポート設定を確認することが重要です。
- ファイルメニューから「書き出し」を選択します。
- エクスポートするファイル形式として「PSD」を選びます。
- 「レイヤーを保持」にチェックを入れ、レイヤーを維持した状態でエクスポートします。
- 「最大互換性」を選択して、PSファイルの互換性を高めます。
2. Clip Studio PaintでPSDファイルを開く
エクスポートしたPSDファイルが正常に読み込まれない場合、次の手順を試してください。
- Clip Studio Paintで「ファイル」メニューから「開く」を選択します。
- PSDファイルを選択し、開く前に「レイヤーを維持する」オプションを確認します。
- ファイルが読み込めた場合、レイヤーが正しく保持されているかを確認します。
3. 代替案:PSD以外の形式を試す
もしPSD形式でうまくいかない場合、Affinity Designer2でエクスポートしたデータを「TIFF」や「PNG」など他の形式で保存し、Clip Studio Paintで再度読み込んでみてください。これらの形式では、画像がフラットになりますが、レイヤーが不要な場合には使いやすい選択肢となります。
まとめ
Affinity Designer2で作成したデータをClip Studio Paintで開くためには、PSD形式のエクスポート時に設定を適切に行い、レイヤー情報を維持することが重要です。エクスポート設定を確認し、必要に応じて別のファイル形式で保存することで、よりスムーズにデータを移行できます。


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