Davinci Resolveを使い始めたものの、タイムラインに追加した動画の音が鳴らない場合があります。インスペクタのオーディオ設定が選択できないと感じた場合、いくつかの設定や確認すべきポイントがあります。本記事では、音声再生ができない原因とその解決策を詳しく解説します。
1. インスペクタのオーディオ設定を確認する
まず最初に確認すべきは、インスペクタの設定です。オーディオ設定が選択できない場合、何らかの問題がある可能性があります。オーディオトラックが無効になっている、またはトラックの音量がゼロになっていることがありますので、これらの項目を確認してみましょう。
インスペクタでオーディオを有効にし、音量スライダーが適切な値になっているかを確認します。これだけで音が再生されることがあります。
2. オーディオドライバと設定をチェック
Davinci Resolveは特定のオーディオドライバを必要とする場合があります。特にMacの場合、音声出力設定が他のアプリケーションと干渉していることがあります。システムの音声設定や、外部スピーカー、ヘッドフォンの接続状態を再確認してください。
また、Macの「システム環境設定」>「サウンド」から、音声出力が正しいデバイスに設定されているか確認してください。
3. タイムラインのオーディオ設定を確認
タイムライン上のオーディオが無効になっている場合もあります。タイムライン内のオーディオトラックに対して、音声がミュートされていないか、また音量設定が適切であるかを再確認してください。
オーディオが無音に設定されている場合、再生中に音声が出ないことがあります。必要に応じてトラックのミュートボタンを外し、音量を調整してみましょう。
4. オーディオファイルの形式と互換性を確認
使用しているオーディオファイルの形式がDavinci Resolveと互換性があるかを確認することも重要です。Davinci Resolveでは、特定のファイル形式やコーデックに問題が生じることがあります。特にMP3やWAV形式が推奨される場合が多いため、これらのファイル形式に変換して試してみることをおすすめします。
もしオーディオファイルに問題がある場合、別の形式に変換し、再度インポートしてみてください。
まとめ
Davinci Resolveで音声が鳴らない場合、インスペクタの設定、オーディオドライバの確認、タイムラインのオーディオトラック設定を見直すことで、多くの問題を解決できます。また、オーディオファイル形式に関しても注意が必要です。これらの基本的な設定を確認することで、スムーズに音声の再生が可能になります。


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