CLIP STUDIO PAINTで「手のひら機能」が反応しない問題は、ドライバーの設定やソフトウェアの競合、キー設定の問題が原因で発生することがあります。この記事では、Wacom Cintiq 16とMacBookを使っている場合の手のひら機能が反応しない問題を解決するための方法を詳しく解説します。
1. Wacomドライバーの再インストールと更新
手のひら機能が反応しない原因の一つに、Wacomドライバーの不具合があります。まず、Wacomのドライバーが最新のバージョンであることを確認しましょう。Wacomの公式サイトから最新のドライバーをダウンロードし、再インストールすることで問題が解決することがあります。
2. CLIP STUDIO PAINTの設定確認
CLIP STUDIO PAINT内で手のひら機能が有効になっているかを確認しましょう。設定が無効になっている場合は、以下の手順で設定を確認できます。
- 「CLIP STUDIO PAINT」を開き、「環境設定」を選択します。
- 「ショートカット」セクションを選び、「手のひら」機能が正しく割り当てられているか確認します。
- 手のひら機能が正しく設定されていない場合、設定を修正し、再度確認します。
3. 他のソフトウェアとの競合を確認
他のソフトウェアが手のひら機能に干渉している可能性があります。例えば、手書き用の設定やキー設定を変更するソフトが干渉している場合があります。他のソフトウェアやカスタム設定を無効にすることで問題が解決する場合があります。特に、クリスタ以外のペンタブレット設定ソフトやキー設定アプリが原因になることがあります。
4. システムの再起動と設定のリセット
すべての設定を確認しても問題が解決しない場合、システムの再起動を試みましょう。また、MacBookの「システム環境設定」からWacomドライバーの設定をリセットしてみることも有効です。これにより、以前の設定が原因で発生した不具合が解消されることがあります。
まとめ
手のひら機能が反応しない問題は、Wacomドライバーの不具合、CLIP STUDIO PAINTの設定、他のソフトウェアとの競合など、複数の要因が考えられます。上記の方法を試すことで、多くの場合問題を解決することができます。もしこれらの方法でも解決しない場合、WacomやCLIP STUDIO PAINTのサポートに問い合わせることも検討してください。


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