AUTOCADで電気配線図を効率よく描く方法:シンボルをつなぐコツと便利なツール

CAD

AUTOCADで電気配線図を作成する際、シンボル同士をつなぐ作業に悩んでいる方へ。シンボルを配線でつなぐ方法や、角丸の作成方法など、効率的な描き方を紹介します。

シンボルを配線でつなぐ方法

まず、AUTOCADでの配線作成において最も基本となるのは、線分(Line)コマンドやポリライン(Polyline)コマンドを使用することです。これらのコマンドを使えば、シンボル同士を簡単に繋げることができます。特にポリラインは、複数の直線を一度に作成できるため、電気配線図には非常に便利です。

さらに、配置するシンボルを正確に配置するためには、スナップ(SNAP)やグリッド(GRID)を活用しましょう。これにより、シンボルを整然と並べやすくなります。

配線の角丸処理はフィレットコマンドを使う

配線のカーブ部分を作成する際、角を丸くしたい場合はフィレット(FILLET)コマンドを使います。これにより、配線の角をきれいに丸めることができ、プロフェッショナルな仕上がりに見えます。

フィレットコマンドを使うには、最初に2つの線を選択し、フィレット半径を指定して実行するだけで、簡単に角を丸めることができます。

JWCADの「連続線」に似た機能はあるか

JWCADのように「連続線」で簡単に配線を描きたいという方も多いでしょう。AUTOCADにも「ポリライン」や「スプライン(SPLINE)」コマンドを使用することで、連続的な曲線や直線を簡単に描画することができます。

特に「ポリライン」コマンドでは、各点をクリックするだけで、複雑な配線も一筆書きのように描けます。これにより、手間を省きつつ効率的に作業が進みます。

便利なショートカットと作業効率化

作業をさらに効率化するためには、ショートカットキーやカスタムツールを活用することも大切です。例えば、配線の作成後に複数回フィレットを適用したい場合は、「フィレットの半径」を設定した状態で繰り返しコマンドを実行することができます。

また、「BLOCK」や「XREF」などを利用して、よく使うシンボルをブロック化しておくと、繰り返し使う際に時間を大幅に短縮できます。

まとめ

AUTOCADでの電気配線図作成には、基本的なコマンドを駆使することで効率よく作業を進められます。シンボルの配置、配線の作成、角丸の処理などをうまく活用し、プロフェッショナルな図面を作成しましょう。JWCADのように簡単に作業を進める方法もありますので、自分に合った方法を見つけて作業を効率化してください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました