キントーンで取引アプリに入力された金額の合計を、DBアプリの総額フォームに自動で反映させる方法について解説します。JSを使わず、プラグインを活用した方法もご紹介します。
1. キントーンの基本的な設定
キントーンでは、アプリ間でデータを連携させることができます。今回は、取引アプリで入力された金額を、DBアプリの総額フォームに自動で計算し反映させたいという要望に対する方法を説明します。
まず、取引アプリとDBアプリが正しく案件番号で紐づけられていることを確認してください。これにより、金額データを正確に対応させることが可能になります。
2. 集計フィールドの設定
取引アプリで金額を個別のフィールドに入力している場合、DBアプリにその合計金額を反映させるには、まずDBアプリに集計用のフィールド(集計フィールド)を作成する必要があります。
集計フィールドでは、他のフィールドのデータを集計することができます。このフィールドに、取引アプリの金額フィールドからデータを集計し、合計金額を表示させることができます。
3. 関連レコード一覧を使用してデータを連携
キントーンでは、他のアプリとのデータ連携に「関連レコード一覧」フィールドを使うことができます。このフィールドを使うことで、取引アプリの金額データをDBアプリに引き継ぎ、集計することが可能です。
関連レコード一覧を使って、取引アプリの金額をDBアプリに表示させ、その合計を集計フィールドに反映させる方法は以下の通りです。
- DBアプリに「関連レコード一覧」フィールドを追加
- 取引アプリから該当するレコードを関連付け
- DBアプリで金額の合計を集計する
4. プラグインを活用する方法
もしプラグインを使用したい場合、キントーンの「Zapier」や「Integromat」などのツールを利用して、外部アプリと連携させる方法があります。これらのツールを使えば、取引アプリの金額が入力されるたびに、自動でDBアプリにその金額の合計を更新することができます。
プラグインを使うことで、より高度な自動化が可能となります。例えば、取引アプリで金額が変更されるたびに、DBアプリの総額がリアルタイムで更新されるような仕組みを作ることもできます。
5. まとめ
キントーンで取引アプリの金額合計をDBアプリに自動入力するには、集計フィールドや関連レコード一覧フィールドを活用する方法が効果的です。また、ZapierやIntegromatなどのプラグインを利用すれば、さらに便利で効率的な自動化が可能となります。
これらの方法を使って、手動での入力作業を減らし、効率よくデータ管理を行いましょう。


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