OneDriveを使用している際に、エクスプローラのCドライブで「デスクトップ」を開いてもOneDriveのデスクトップが表示されない、または「ドキュメント」を開くとOneDriveのドキュメントが表示されるといった問題が発生することがあります。このような問題に直面した場合、原因と解決方法を把握しておくと便利です。
OneDriveの同期設定とエクスプローラの挙動
OneDriveを使用している場合、同期が正しく設定されているかどうかが影響を与えることがあります。特に、ファイルやフォルダがローカルに保存されている場合とクラウドでのみ保存されている場合で表示が異なることがあります。デスクトップがOneDriveに含まれていない場合、エクスプローラでは通常のCドライブ内のデスクトップフォルダが開かれます。
原因と考えられる問題
エクスプローラでOneDriveのデスクトップが表示されない理由には以下の点が考えられます。
- OneDriveの同期設定が不完全である
- 「デスクトップ」フォルダがOneDriveに含まれていない
- OneDriveの設定が手動で変更されている
一方で、「ドキュメント」フォルダがOneDriveに自動的に表示される場合、それはOneDriveの同期設定で「ドキュメント」フォルダが選択されているためです。
解決方法:OneDriveの同期設定を確認
以下の手順でOneDriveの同期設定を確認し、必要に応じて修正することができます。
- タスクバーのOneDriveアイコンを右クリックし、「設定」を選択
- 「アカウント」タブで「フォルダの選択」をクリック
- 同期するフォルダのリストが表示されるので、「デスクトップ」フォルダにチェックが入っているか確認
- チェックが入っていない場合、チェックを入れて「OK」をクリック
これで、エクスプローラでOneDriveのデスクトップが正しく表示されるようになるはずです。
その他の考慮すべき点
もし問題が解決しない場合、OneDriveの再インストールや、同期が停止しているファイルの再同期を試みることも有効です。また、エクスプローラのキャッシュが原因となっていることもあるため、キャッシュのクリアを試してみると良いでしょう。
まとめ
OneDriveの同期設定を確認することで、エクスプローラで「デスクトップ」がOneDriveの内容として表示されるように修正できます。同期設定が正しくない場合、設定を変更して同期フォルダを選択することで解決することができます。上記の手順を試しても問題が解決しない場合は、OneDriveの再インストールやキャッシュのクリアも検討してみてください。


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