Windows 11にアップグレード後、PotPlayerの動画再生画質が以前より悪くなった場合、設定の見直しやハードウェアアクセラレーションの調整で改善できることがあります。
1. ビデオレンダラーの変更
PotPlayerは複数のビデオレンダラーをサポートしています。Windows 11では既定のレンダラーが最適でない場合があるため、
「右クリック → ビデオ → ビデオレンダラー」から、EVR (Enhanced Video Renderer)やmadVRに変更すると画質が向上することがあります。
2. ハードウェアアクセラレーションの設定
設定によってはGPUによるデコードが画質に影響することがあります。
「環境設定 → フィルター → 内部ビデオデコーダ → DXVA」にて、ハードウェアアクセラレーションの有効/無効を切り替え、最適な組み合わせを試してみましょう。
3. 色補正や画質補正フィルターの利用
PotPlayerには色調補正、シャープネス、ガンマ調整などのフィルターがあります。
「右クリック → ビデオ → ビデオカラー」や「フィルター管理」で調整することで、以前の画質に近づけることが可能です。
4. PotPlayerの再インストールや設定初期化
Windows 11への移行時に設定が一部リセットされたり、互換性の問題で画質が低下することがあります。
PotPlayerを最新版にアップデートするか、設定を初期化して再設定すると改善する場合があります。
まとめ
Windows 11でPotPlayerの画質が悪化した場合は、ビデオレンダラーの変更、ハードウェアアクセラレーション設定の調整、画質補正フィルターの利用、そして必要に応じて再インストールを行うことで改善が期待できます。各設定を少しずつ調整して最適な画質を探しましょう。


コメント