この質問では、逆順にカウントするforループを使って「★」を描画するプログラムの解答とその理屈について解説します。具体的には、与えられたコードの中で、どのようにして★を出力するのかを段階的に説明していきます。
1. コードの解析
まず、与えられたコードを見てみましょう。
for(int i = 5; i <= 0; i--){
for(int j = 1; j = i; j++){
System.out.print("★");
}
System.out.println();
}
このコードは、外部のループ(i)と内部のループ(j)を使って、★を描画する構造です。各部分の役割を順を追って解説します。
2. 外部ループ(iの役割)
外部のforループはiが5から始まり、0より大きい間(i <= 0)繰り返すことになっています。しかし、この条件に問題があります。iが5からスタートして、iが減少していくため、最初の条件でループは実行されません。
実際、このループは最初にiが5の時に実行されないため、外部のループ自体が一度も動かないことになります。条件式を修正する必要があります。
3. 内部ループ(jの役割)
次に、内部のforループを見てみましょう。このループは、jが1からiまで繰り返されますが、問題があります。j = iという条件式が誤っています。これは代入演算子を使っているため、実際には意図通りに繰り返しが実行されません。正しくは「j <= i」とするべきです。
修正後のコードでは、jが1からiまで繰り返され、i回の★が描画されることになります。
4. 修正後のコード
問題点を修正した後のコードは以下のようになります。
for(int i = 5; i > 0; i--){
for(int j = 1; j <= i; j++){
System.out.print("★");
}
System.out.println();
}
この修正により、外部ループはiが5から1まで減少し、内部ループはi回繰り返されます。
5. 出力結果
修正後のコードの出力は以下のようになります。
★★★★★
★★★★
★★★
★★
★
このように、最初の行には5つの★が、次の行には4つ、3つ、2つ、最後の行には1つの★が出力されます。
6. 理屈のまとめ
このコードでは、外部ループがiの値を減らし、内部ループがjの値を使ってi回繰り返されることによって、5行にわたって★が描画されます。最初の行に5つ、次に4つ、3つ、2つ、1つの★が表示されます。
まとめ
プログラムを理解するためには、ループがどのように繰り返されるのかを正確にイメージし、コードを実行して動作を確認することが重要です。この問題では、二重ループの動作を理解し、実際にプログラムを修正して動作を確認することで、より良い理解が得られます。


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