ExcelでREGEXMATCH関数を使用する際に、曜日や特定の数字に基づいた条件を設定したい場合、少し工夫が必要です。特に、数字や曜日が関係する場合、正規表現を使うことで柔軟に条件を指定できます。本記事では、REGEXMATCH関数を使った条件設定方法について解説します。
REGEXMATCH関数の基本を理解する
REGEXMATCH関数は、セルの内容が指定した正規表現に一致するかどうかを確認する関数です。例えば、文字列が「土曜日」に含まれているかを確認することができます。しかし、数字や曜日の文字列を判定する場合には、正規表現をうまく活用する必要があります。
以下の関数は、セルB41に「土」が含まれている場合に「基本情報」と出力する例です。
=IF(REGEXMATCH(B41,"土"), IF(REGEXMATCH(B41,"基本情報"), " ", "基本情報"), " ")
数字を使いたい場合の対応方法
数字の条件をREGEXMATCH関数で指定する場合、数字はそのまま正規表現に使えません。そこで、「31」という数字の部分を判定したい場合、以下のように変更できます。
=IF(REGEXMATCH(TEXT(B41,"0"),"31"), IF(REGEXMATCH(B41,"基本情報"), " ", "基本情報"), " ")
この方法では、「31」という数字を含んでいる場合に「基本情報」と表示させることができます。
曜日を使いたい場合の条件設定
さらに、B42セルに「月火水木金土日」のいずれか1文字が含まれていれば「基本情報」と表示させる条件を作りたい場合は、以下のような方法を使用します。
=IF(REGEXMATCH(B42,"[月火水木金土日]"), "基本情報", " ")
この関数は、B42セルに「月火水木金土日」のいずれかの文字が含まれている場合に「基本情報」と表示させます。正規表現の「[月火水木金土日]」は、どれか1文字でも一致する場合に成立します。
実際の活用例
例えば、以下のようなデータをB42セルに入力し、条件に合わせた出力を確認してみましょう。
| セル内容 | 出力結果 |
|---|---|
| 月 | 基本情報 |
| 火 | 基本情報 |
| 水 | 基本情報 |
| 日 | 基本情報 |
| 30 |
まとめ
REGEXMATCH関数を使うことで、Excelで曜日や特定の数字を条件に基づいて処理することができます。IF関数との組み合わせを活用することで、柔軟にデータを判定し、表示内容を変更することが可能です。この記事を参考に、より効率的にExcelの関数を活用してみましょう。


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