Windowsではメモ帳を使って簡単に文字コードを変更できるのに対して、macOSでは少し異なる手順が必要です。この記事では、macOSでCSVファイルの文字コードをANSIからUTF-8に変換する方法を解説します。
macOSで文字コードを変換する方法
macOSでは、テキストエディタを使って文字コードを変更することができます。特に「テキストエディット」や「Visual Studio Code」などが便利です。ここでは、代表的な方法を紹介します。
1. テキストエディットを使う方法
テキストエディットはmacOSに標準でインストールされているエディタで、簡単にCSVファイルをUTF-8に変換できます。
- CSVファイルをテキストエディットで開きます。
- 「ファイル」メニューから「別名で保存」を選択します。
- 保存ダイアログで「フォーマット」を「純テキスト」に設定し、下部の「文字コード」で「UTF-8」を選びます。
- 保存ボタンをクリックして完了です。
2. Visual Studio Codeを使う方法
より細かい設定を行いたい場合は、Visual Studio Code(VS Code)を使うと便利です。VS Codeでは、文字コードを簡単に変更できます。
- VS Codeをインストールし、CSVファイルを開きます。
- 右下の「UTF-8」または現在の文字コードをクリックします。
- 「再度エンコードして保存」を選択し、「UTF-8」を選びます。
- ファイルを保存すれば、文字コードがUTF-8に変換されます。
3. ターミナルを使う方法
macOSにはターミナルを使って文字コードを変換する方法もあります。コマンドラインツールを使うことで、複数のファイルを一度に処理できるため便利です。
- ターミナルを開きます。
- 次のコマンドを入力します:
iconv -f SHIFT-JIS -t UTF-8 input.csv > output.csv
まとめ
macOSでCSVファイルの文字コードを変換する方法はいくつかありますが、最も簡単なのは「テキストエディット」や「Visual Studio Code」を使う方法です。ターミナルを使った方法も強力ですが、初心者には少しハードルが高いかもしれません。ご自分の使いやすい方法で文字コードを変換して、問題を解決してください。


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