ExcelでA列に入力された同じ文字を持つ行を同じ色で塗りつぶしたいという場合、条件付き書式を使用することで簡単に色分けが可能です。この記事では、Excel365を使用した効率的な色分け方法を解説します。
1. 条件付き書式の基本的な使い方
Excelで同じ文字を含む行を色分けするためには、まず「条件付き書式」を利用することが重要です。以下の手順で設定できます。
- 色分けしたい範囲(例:A1:A100)を選択します。
- 「ホーム」タブにある「条件付き書式」をクリックします。
- 「新しいルール」を選択します。
これで条件付き書式の設定が開始されます。
2. 「数式を使用して書式設定する」を選択する
次に、数式を使って特定の条件を指定します。
- 「数式を使用して書式設定する」を選択します。
- 数式欄に以下のように入力します:
=$A1=$A$1
この数式では、A列の各セルが最初のセル($A$1)と一致する場合に色が適用される設定になります。
3. 書式を設定して色分けする
数式の設定後、書式の変更を行います。
- 「書式」をクリックし、「塗りつぶし」タブでお好みの色を選択します。
- 「OK」をクリックして設定を完了します。
これで、A列の同じ文字を含む行に指定した色が適用されます。
4. 他の条件に基づいて色分けする
複数の条件で色分けをしたい場合は、同様の手順で新たな条件付き書式を追加することができます。例えば、異なる文字列ごとに異なる色を設定したい場合、条件付き書式の「新しいルール」で数式を変更し、それぞれ異なる色を適用することができます。
5. まとめ
Excelで同じ文字を含む行を色分けする方法は、条件付き書式を活用することで簡単に実現できます。この方法を使えば、データが多くても一目で同じ文字列を確認できるようになり、作業の効率が向上します。


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