Wordで40×40行、11ポイントMS明朝に設定したいのに、38×40行になってしまう場合、いくつかの設定が影響している可能性があります。この記事では、指定した行数に正しく設定するための方法を詳しく解説します。
行間設定とフォントの影響
まず、行数が希望通りにならない場合、行間設定やフォントのサイズ、さらには余白の設定が影響を与えていることがあります。特にMS明朝は、フォントサイズを小さく設定すると、行間が狭くなり、期待通りに行数が合わないことがあります。
行間設定が「1.0」や「固定値」などに設定されている場合は、変更することで解決することが多いです。デフォルトの「1.15」行間では、意図した通りに行数が合わないことがありますので、行間を「固定値」や「1行」に設定してみましょう。
ページ設定の調整
次に、ページ設定が影響を与えることがあります。特に「余白」の設定が大きいと、表示される行数が少なくなります。余白設定を見直すことで、必要な行数を確保できる場合があります。
ページレイアウトで「余白」を設定する際、余白を「狭い」に設定することで、より多くの行をページに収めることができます。また、カスタム余白を設定して、上下左右の余白を調整することもできます。
文字サイズとフォントの調整
MS明朝11ポイントが原因で行数が正確に合わない場合、文字のサイズやスタイルの設定を再確認してみましょう。MS明朝は日本語フォントの中でも比較的大きめのフォントサイズを取ることがあるため、文字間隔や行間を調整する必要があります。
文字サイズを少し小さく設定したり、フォントのスタイルを変更してみることで、行数をぴったり合わせることができる場合があります。
具体的な手順:Wordで行数を正しく設定する方法
1. **行間設定を変更**:まず、対象のテキストを選択し、リボンの「ホーム」タブから「行間」をクリックします。「固定値」に設定し、適切な行間を指定します。
2. **ページ余白の調整**:次に、「レイアウト」タブを開き、「余白」から「狭い」を選択します。これにより、余白を最小限にして、行数を増やします。
3. **フォントサイズの確認**:フォントサイズが適切か確認します。もし11ポイントでうまくいかない場合、フォントサイズを11.5や10.5ポイントに調整することを検討してください。
まとめ
Wordで40×40行、11ポイントMS明朝の設定を正しく行うためには、行間設定、ページ余白、フォントサイズを調整する必要があります。行間を「固定値」に設定し、余白を狭くすることで、指定した行数を実現することができます。設定を少し調整することで、スムーズに目的の行数を得られるようになるでしょう。


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