ランサーズでのロゴ作成において、指定されたデータ形式以外の納品を依頼された場合、追加料金を請求するべきかどうかは多くのフリーランスデザイナーが悩むところです。この記事では、指定外の納品を求められた場合の対応方法について解説します。
1. 指定外の納品依頼にどう対応すべきか
まず、仕事を受ける際に明確に納品物の範囲を確認し、契約書や合意書に記載しておくことが重要です。しかし、実際の作業中に予期しない要求が追加されることもあります。この場合、フリーランサーとしては追加料金を求める権利があります。
2. 追加料金を請求すべきか?
基本的に、納品物に変更や追加があった場合、追加料金を請求するのは妥当です。依頼主が「追加料金が発生しても構わない」と言っているのであれば、納品物の範囲が変更されたことを伝え、相応の追加料金を設定しましょう。ただし、依頼内容が最初に合意したものから大きく逸脱していない場合は、柔軟に対応することも一つの手です。
3. 具体的な対応例
もし「AIやイラストレータ形式のデータ」に変更を求められた場合、以下のように対応します。
- まず、変更が必要な理由を確認します。
- もし追加のソフトウェアや外部の作業者が必要であれば、その費用を依頼主に伝えます。
- 場合によっては、外部作業者を紹介する形で費用を負担してもらうことも可能です。
このように、必要な追加作業や外部リソースを含む場合、しっかりと追加料金を提示しましょう。
4. 無料で追加作業を引き受ける場合の注意点
依頼主が「無料でやってほしい」と求めてきた場合、感情的に無償で対応したくなるかもしれません。しかし、無償での追加作業は将来的なトラブルを招く可能性があるため、無料対応は避けるべきです。もし追加作業が必要であれば、必ず料金を提示し、契約を明確にしてから作業を進めるようにしましょう。
5. フリーランスのルールと契約の重要性
最初の契約時に、納品物やその範囲、納期、料金に関する合意を明確にしておくことが重要です。そうすることで、後々のトラブルや追加作業の対応がスムーズに進みます。また、依頼主から追加作業の依頼があった場合でも、その範囲と料金をしっかりと管理することができるようになります。
まとめ
指定された納品物以外のデータを依頼された場合は、正当な理由があれば追加料金を請求することができます。その際は、作業内容や納品範囲の変更を明確にし、料金について依頼主と合意した上で進めることが大切です。また、外部作業者を利用する場合は、相手にその費用も伝えるようにしましょう。


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