Excelを使用して、日曜日を除外した日数計算を自動的に行う方法について解説します。関東から他の地域に配送する場合、日曜日を除外した計算をしたいというニーズに応える方法をお伝えします。
1. 日曜日を除外した日数計算
Excelで日曜日を除外して日数を計算するには、NETWORKDAYS関数を使用します。この関数は、開始日と終了日を指定することで、指定した期間内の営業日数(週末と祝日を除く)を計算できます。
例えば、出荷日をA1セルに入力し、配送にかかる日数をB1セルに入力した場合、次のような式を使うことができます。
=NETWORKDAYS(A1, A1 + B1) - 1
2. 祝日も除外する方法
ネットワーク関数で計算する際、祝日を除外するには、祝日の日付を別の範囲にリストアップし、その範囲をNETWORKDAYS関数の引数として指定します。これにより、祝日も考慮して営業日数を計算できます。
例として、C1:C10の範囲に祝日を入力した場合、次の式を使います。
=NETWORKDAYS(A1, A1 + B1, C1:C10) - 1
3. 出荷日から配達日を計算する方法
出荷日から各地域への配達日を計算するためには、各地域ごとの配送日数を含め、NETWORKDAYSを使って自動的に計算することができます。例えば、関東から北海道に配送する場合、中2日として計算します。
関東⇒北海道、中2日などの配送日数を指定して、出荷日 + 配送日数の計算式を作成し、日曜日を除外して自動的に配達日を計算することが可能です。
4. 複数拠点を管理する方法
10拠点を管理する場合、各拠点に対して異なる配送日数をマスターリストとして作成し、出荷日と配送日数を掛け合わせて自動的に計算します。この場合、配送日数を拠点ごとに変更しても、同じ式を使って計算が可能です。
マスターリストに拠点ごとの配送日数を登録し、それに基づいて各拠点に配送する日数を計算することができます。
5. まとめ
Excelで日曜日を除外した日数計算を行うためには、NETWORKDAYS関数を使用するのが便利です。また、祝日を除外したり、複数拠点への配送日を計算したりすることもできます。出荷日と配送日数を入力することで、自動的に配達日を算出することができます。


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