ティラノビルダーで部屋探索ゲームにおける変数設定の使い方:初めての部屋でメッセージを表示しない方法

画像処理、制作

ティラノビルダーを使用して部屋探索ゲームを作成する際、特定の部屋に初めて入った際にメッセージを表示し、2度目以降は表示しないというシナリオの設定方法について解説します。この記事では、変数設定を利用して、メッセージを表示しないようにする方法を紹介します。

ティラノビルダーの変数設定の基本

ティラノビルダーでは、変数を使用してゲームの状態を管理できます。例えば、プレイヤーが特定の部屋に初めて入ったかどうかを追跡するために変数を利用することができます。今回のケースでは、「visited_room_E」という変数を使って、roomEに初めて入った際にメッセージを表示し、その後は表示しないようにします。

シナリオ設定の流れ

まず、変数「visited_room_E」を作成し、初期値を「0」に設定します。これは、まだroomEに入ったことがない状態を示します。

次に、roomEに入った際にメッセージを表示するために、以下の設定を行います。

  • ラベル「roomE」を設定し、改ページで次の処理へ移動します。
  • 変数設定で「visited_room_E」を「1」に変更します。これにより、roomEに入ったことを記録します。
  • メッセージ枠を表示し、メッセージ「ここはどこだろう」を表示します。
  • その後、画像ボタンやジャンプなどを使って、次の部屋に移動する設定を行います。

メッセージが毎回表示されてしまう原因

「visited_room_E」変数が毎回1に設定されているため、毎回roomEに入るとメッセージが表示されてしまいます。これは、「visited_room_E」の値を変更するタイミングが不適切であるためです。

解決方法としては、条件を使って「visited_room_E」の値が1の場合はメッセージを表示しないようにします。具体的には、次のように設定します。

  • 「visited_room_E」の値が0の場合のみメッセージを表示する。
  • メッセージを表示した後、「visited_room_E」の値を1に設定し、次回以降は表示されないようにする。

条件を追加することで解決する

メッセージを1度だけ表示させ、その後は表示しないようにするためには、以下の条件分岐を設定します。

  • 「visited_room_E」が0の場合にのみメッセージを表示する。
  • メッセージ表示後、変数「visited_room_E」を1に設定する。
  • 次回以降、メッセージは表示されなくなります。

この方法により、初めての部屋に入った際にはメッセージが表示され、2度目以降は表示されないようになります。

まとめ

ティラノビルダーで部屋探索ゲームを作成する際、変数設定をうまく活用することで、特定の条件でメッセージを表示することができます。今回のシナリオでは、初めてroomEに入った際にメッセージを表示し、2度目以降は表示しないようにするために、変数「visited_room_E」を使いました。条件分岐をうまく使うことで、希望するシナリオを実現できます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました