BUFFALOのスロット用無線LANカード「WLI-CB-B11」をWindows 10 Home Editionで使用する際に「このデバイスが使用できる空きリソースが不足しています。(コード12)」というエラーメッセージが表示される場合があります。この問題は、特定のリソースが不足していることが原因で発生します。この記事では、この問題を解決するための具体的な方法を解説します。
「コード12」エラーの原因とは?
「コード12」は、Windowsが特定のデバイスに必要なリソースを割り当てられない場合に発生します。この問題は、主にデバイスマネージャーで表示されるエラーメッセージとして現れます。無線LANカードなどの周辺機器を使用する際に、リソースが競合していたり、ドライバの問題がある場合に発生することが多いです。
解決方法1:デバイスマネージャーでのリソース確認
まず、Windows 10のデバイスマネージャーを開き、無線LANカードが正しく認識されているかを確認します。もし「コード12」が表示されている場合、リソースの競合が原因である可能性があります。この場合、デバイスマネージャーから不要なデバイスを無効化して、リソースを解放することが解決策となります。
具体的には、デバイスマネージャーを開き、「ネットワークアダプター」セクションにある無線LANカードを右クリックし、「無効化」を選びます。その後、再度有効化してみてください。
解決方法2:ドライバの再インストール
ドライバが正しくインストールされていない場合も「コード12」エラーの原因となります。最新のドライバをBUFFALOの公式サイトからダウンロードし、再インストールを行ってください。
ドライバをインストールした後は、必ずPCを再起動し、無線LANカードが正しく認識されているか確認します。再インストールによってリソースが解放される場合もあります。
解決方法3:BIOS設定の確認
一部のPCでは、BIOS設定においてリソースの割り当てを変更することで問題が解決する場合があります。PCの起動時にBIOS設定に入り、PCIスロットの設定を確認してください。もし「Plug and Play」設定が有効になっていない場合は、これを有効にすることでリソース不足の問題が解消することがあります。
また、最新のBIOSバージョンがインストールされているかも確認し、必要に応じてアップデートを行いましょう。
解決方法4:PCのリソースを解放する
PC上で動作している不要なプログラムやサービスを停止することで、リソースを解放することも有効です。タスクマネージャーを開き、メモリやCPUを大量に使用しているアプリケーションを確認して、不要なものを終了させてください。
また、システムのクリーンブートを試みることで、最小限のドライバとサービスだけを読み込み、問題の原因を特定する手助けとなることがあります。
まとめ
「コード12」のエラーは、リソース不足が原因で発生します。上記の方法でデバイスマネージャーの設定やドライバの再インストール、BIOSの確認を行い、リソースを解放することによって、問題を解決することができます。それでも解決しない場合は、BUFFALOのサポートに問い合わせることも検討してみてください。


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