Excelで仕事と休みを自動で色分けするカレンダーの作り方

Excel

Excelを使って勤務カレンダーを作成するとき、仕事の日と休みの日を自動で色分けできると、とても見やすく管理がしやすくなります。特に「仕事→休み→仕事→休み→仕事→休み→休み→休み」といった繰り返しパターンを表現する場合、関数と条件付き書式を組み合わせるのが便利です。

Excelで勤務サイクルを表現する基本の考え方

まず、勤務のサイクルを数式で表現します。Excelでは、特定の日付からの通算日数を使ってパターンを繰り返すことができます。例えば「7日周期」で勤務パターンが繰り返される場合、=MOD(ROW(A1)-1,7) のような数式を使うことで、0〜6までの数値が繰り返されます。

この数値に応じて「仕事」「休み」を割り当てることが可能です。

条件付き書式で自動色分けする方法

1. カレンダーに日付を入力します。
2. セル範囲を選択し、Excelの「条件付き書式」を開きます。
3. 「数式を使用して書式設定」を選択し、次のような数式を入力します。
=OR(MOD(ROW(A1)-1,7)=0,MOD(ROW(A1)-1,7)=2,MOD(ROW(A1)-1,7)=4)

上記の式では、7日周期のうち0,2,4の日を「仕事」と判定できます。このセルに「塗りつぶし(例えば青)」を設定すれば、仕事の日が自動で色分けされます。

同様に、別の条件付き書式を追加して「休み」の日(例えば1,3,5,6)を他の色で設定します。

TEXT関数で仕事・休みを表示する

色分けだけでなく、セルに「仕事」「休み」と表示させたい場合は、次のような式を利用できます。

=IF(OR(MOD(ROW(A1)-1,7)=0,MOD(ROW(A1)-1,7)=2,MOD(ROW(A1)-1,7)=4),"仕事","休み")

これをカレンダーの日付横に配置すれば、勤務サイクルが文字でもわかりやすくなります。

実用例: 1月の勤務カレンダー

例えば1月1日を起点にすると、次のように色分けされます。

日付 勤務区分
1/1 仕事
1/2 休み
1/3 仕事
1/4 休み
1/5 仕事
1/6 休み
1/7 休み
1/8 休み

このように設定しておけば、どの月でも日付を入れるだけで自動的に勤務・休みが色分けされます。

まとめ

Excelの条件付き書式と数式を活用することで、仕事と休みのサイクルを自動で色分けしたカレンダーを作成できます。勤務パターンが一定であれば、ROW関数やMOD関数を組み合わせることで柔軟に対応可能です。日々のスケジュール管理を効率化したい方におすすめの方法です。

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