Excelのピボットテーブルを使用して集計を行っているとき、特定の範囲の値だけを集計して総計に反映させたいが、うまくいかないということがあります。特に、年月の範囲(例えば202404-202503)のデータのみを集計したい場合、誤ってそれを越えて集計されてしまうことがあるので、その解決方法について解説します。
1. ピボットテーブルでの集計範囲の選択
ピボットテーブルを作成する際、集計範囲が適切に設定されていないと、意図した範囲以外のデータが集計に含まれてしまうことがあります。特に日付や期間を使って集計を行う場合、フィルターを利用して必要な期間のデータだけを表示させることが重要です。
2. ピボットテーブルのフィルタリングを使って正しい範囲を選択する
ピボットテーブル内の日付フィールドにフィルタを適用することで、特定の期間のデータだけを集計できます。以下の手順でフィルタを適用しましょう。
- ピボットテーブルの「日付」フィールドを右クリックし、「フィルター」を選択します。
- 「日付フィルタ」を選び、「カスタムフィルタ」を選択します。
- 「開始日」と「終了日」を設定して、2024年4月から2025年3月までの範囲に絞ります。
これで、正しい期間のデータだけを集計し、総計に反映させることができます。
3. ピボットテーブルの集計設定の確認
総計に反映される範囲が誤っている場合は、集計設定が不適切なことがあります。ピボットテーブルの設定で「集計方法」を確認し、「合計」「平均」など、集計したい値が正しく選ばれているか確認しましょう。
4. ピボットテーブルの総計を変更する方法
ピボットテーブルの「総計」が自動的に集計されている場合、意図した範囲のデータだけが集計に含まれるように調整する必要があります。フィルタリング後、必要に応じて総計を手動で更新することもできます。更新が反映されない場合は、ピボットテーブルを右クリックして「更新」を選択してみましょう。
まとめ
ピボットテーブルを使って正しい範囲で集計するためには、フィルタリングを適切に設定することが重要です。期間指定のフィルタを使用し、集計設定が正しいかを確認することで、総計が正しく反映されるようにできます。これらの手順を実行することで、問題なく集計結果を得ることができるでしょう。


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