MacBookを使用していて、パスワードを正しく入力できないトラブルが起こることがあります。例えば「O」を入力したのに「Ø」と表示されてしまうなど、意図しない変換が行われてしまう場合です。これは日本語入力のライブ変換やキーボード配列の設定が影響していることが多いです。この記事では原因と解決方法をわかりやすく紹介します。
入力が勝手に変わる原因
Macでは入力ソースやキーボード設定によって文字の変換が自動で行われることがあります。特に以下の設定が原因となるケースが多いです。
- ライブ変換がオンになっている
- キーボード配列が「英字」以外に切り替わっている
- アクセント入力や特殊記号入力が有効になっている
このような設定が原因で、パスワード欄に入力した文字が勝手に別の記号や文字に置き換わってしまうことがあります。
解決方法1:ライブ変換をオフにする
ライブ変換は便利ですが、パスワード入力時には不便です。以下の手順でオフにできます。
- 画面上部のメニューバーから「入力メニュー(あ or Aのアイコン)」をクリック
- 「日本語入力」→「ライブ変換」のチェックを外す
これで入力中の自動変換が無効になり、正しく文字が入力されるようになります。
解決方法2:英字キーボードに切り替える
パスワードは通常、変換を必要としない「英字(ABC)」入力で行うのが安全です。
入力切替は「control + space」キーで可能です。パスワード入力時には必ず「ABC」モードで入力しましょう。
また、パスワード入力欄で入力モードを確認し、「あ」や「かな」ではなく「ABC」と表示されていることをチェックしてください。
解決方法3:キーボード配列を確認する
誤って異なるキーボードレイアウトが有効になっていると、意図しない文字が入力されます。
- 「システム環境設定」→「キーボード」→「入力ソース」を開く
- 「日本語 – ローマ字入力」と「英字(ABC)」だけが有効になっているか確認
- 不要な入力ソース(例:ノルウェー語、ドイツ語など)があれば削除
これにより、「O」が「Ø」に置き換わるような不具合を防げます。
まとめ
MacBookでパスワード入力時に文字が勝手に変換される場合、ライブ変換のオフ設定や英字キーボードへの切り替えが有効な対処法です。また、入力ソースを整理して誤ったキーボード配列を無効化することも重要です。特にパスワードは変換なしで入力することが基本なので、トラブルが起きたらまず「ABC」入力モードに切り替えてみましょう。


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