ラズパイ4でfstrimコマンドをサポートするUSB SSDの選び方

Linux系

ラズパイ4に接続しているUSB SSDで、fstrimコマンドを利用できない問題を解決するためには、fstrimコマンドに対応したSSDを選ぶことが重要です。この記事では、ラズパイ4で使用できる小型でfstrimコマンドをサポートするUSB SSDの選び方について解説します。

1. fstrimコマンドとは?

fstrimコマンドは、SSDの不要なデータ領域を「トリム」して、性能低下を防ぐために使用されます。特に、SSDのパフォーマンスを維持するために必要なコマンドで、Linux系OSでは標準的に利用されています。ラズパイ4においても、このコマンドをサポートしているSSDを使用することで、ストレージの最適化が可能です。

2. USB SSDのfstrim対応条件

fstrimコマンドが機能するためには、いくつかの条件を満たす必要があります。まず、SSD自体がTRIM機能をサポートしていること、そして接続するインターフェース(USB)でもその機能をサポートしている必要があります。多くの現代的なSSDはこの機能をサポートしていますが、特にラズパイ4のようなデバイスで安定的に動作するものを選ぶことが大切です。

3. オススメのfstrim対応USB SSD

ラズパイ4に対応した小型のfstrim対応USB SSDの選び方として、以下の製品がオススメです。

  • SanDisk Extreme Portable SSD:コンパクトなサイズで高い耐久性を誇り、TRIM機能にも対応しています。
  • Samsung T7 Portable SSD:高速な転送速度と信頼性があり、Linux環境でも問題なく動作します。
  • Crucial X8 Portable SSD:USB-C対応で、高い耐久性と優れた性能を発揮し、ラズパイ4でも安定して使用できます。

これらのSSDは、いずれもラズパイ4で動作確認が取れており、fstrimコマンドにも対応しています。購入前に、仕様を確認し、TRIM機能がサポートされているかを確認することが重要です。

4. fstrimコマンドの使い方

fstrimコマンドを使用するには、まずSSDがTRIM機能をサポートしていることを確認し、次にコマンドを実行します。以下の手順で、fstrimを使用できます。

sudo fstrim -v /mnt/ssd

上記のコマンドで、指定したマウントポイント(ここでは`/mnt/ssd`)のSSDをトリムします。`-v`オプションを付けると、実行されたトリム操作の詳細が表示されます。

5. まとめ

ラズパイ4でfstrimコマンドを使用するためには、TRIM機能をサポートするUSB SSDを選ぶことが重要です。SanDisk、Samsung、Crucialなどのブランドから提供される小型で性能の良いSSDは、ラズパイ4でも安定して動作します。fstrimコマンドを定期的に使用することで、SSDの寿命を延ばし、最適なパフォーマンスを維持できます。

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