AWSのSSM(Session Manager)を使用して、SSHアクセスを強制する設定をする場合、セキュリティグループの設定が必要になるかについて疑問に思っている方も多いでしょう。この記事では、その疑問を解決し、SSMでSSH接続を強制する方法を解説します。
SSMによるSSH接続の強制とは
AWSのSession Managerは、EC2インスタンスにSSHを使わずにセキュアに接続するためのサービスです。しかし、場合によっては、SSMでSSH接続を強制したいシナリオが発生することもあります。これは、特定のアクセス制御を強化したい場合などです。
SSH強制時のセキュリティグループ設定
SSMでSSH接続を強制する場合、実際にはEC2インスタンスのセキュリティグループを設定する必要があることに注意が必要です。通常、SSMはセキュリティグループを介さずにインスタンスへの接続を行いますが、SSH接続を強制するためには、インバウンドポート22を適切に開放する必要があります。
たとえば、特定のIPからのみSSH接続を許可するような設定を行うことで、セキュリティが強化されます。
SSMのメリットとセキュリティグループの関係
SSMの最大のメリットは、セキュリティグループやパブリックIPアドレスを使用せずに、インスタンスにアクセスできる点です。このため、セキュリティグループの設定を不要にするという利点があります。しかし、SSH接続を強制したい場合には、その設定を無視することになります。
実際の設定方法
SSMでSSH接続を強制するための設定は、以下の手順で行います。
- EC2インスタンスのセキュリティグループで、ポート22を開放
- インスタンスにSSMエージェントをインストール
- 必要に応じてIAMロールの設定を確認
この設定を行うことで、特定の条件下でのみSSH接続を強制し、それ以外の接続方法を制限することができます。
まとめ
SSMでSSHを強制する場合、セキュリティグループの設定が必要になることがあります。通常のSSMの利点を活かした接続方法と異なり、SSH接続を強制する際には、セキュリティグループやポート設定が重要になります。この設定を理解し、セキュリティを確保しながら効率的にAWSを利用しましょう。


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