エクセルのフィルター機能を活用すると、大量のデータを効率的に絞り込むことができますが、特に日付に関するフィルタリングで悩むことがあるかもしれません。今回は、日付データを「+4月」「-5月1日」のように月ごとにグループ化して表示させる方法を詳しく解説します。初心者でも簡単にできる設定方法を紹介するので、ぜひ試してみてください。
エクセルのフィルター機能とは?
エクセルのフィルター機能は、特定の条件に合ったデータのみを表示するための機能です。例えば、日付や数値の範囲を設定して、特定の月や日を簡単に抽出できます。この機能は大量のデータを整理するのに非常に便利です。
フィルターを使って日付を月ごとに表示させるには、まずデータが正しい日付形式になっていることが前提となります。日付が「2025/4/1」や「2025/5/1」など、正しい形式で入力されているか確認しましょう。
月ごとの表示にするための設定方法
月ごとに日付を表示するには、フィルター機能を活用するだけではなく、少し工夫が必要です。まず、日付を月ごとにグループ化するためには、日付の列を使って並べ替えや分類を行います。
具体的には、以下の手順を試してみてください。
- 1. 日付が入力されている列を選択します。
- 2. 「データ」タブから「並べ替え」をクリックします。
- 3. 「並べ替えの基準」で「日付」を選択し、昇順または降順で並べ替えます。
- 4. 並べ替えた後、フィルター機能を使用して月ごとにデータを絞り込むことができます。
月ごとのカスタム表示のための式を使う
さらに、日付列を「+4月」「-5月1日」のように表示させるためには、カスタム形式を設定する必要があります。日付を月ごとにグループ化するための式を使うことで、より視覚的にわかりやすくすることができます。
この場合、次のような手順でカスタム表示を設定できます。
- 1. 新しい列を作成し、その列に「=TEXT(セル, “yyyy/mm”)」の式を入力します。
- 2. その新しい列に基づいてフィルターをかけると、「2025/04」や「2025/05」と月ごとのデータが表示されます。
日付と月の表示をカスタマイズするためのヒント
月ごとの表示をカスタマイズする際に役立つヒントをいくつか紹介します。
- フィルター機能を使って月ごとに並べ替えた後、列の幅を調整することで、より見やすいレイアウトにできます。
- 「+」や「-」を使ったカスタム表示は、視覚的にデータの動向を把握しやすくするために有効です。
- 複数の月を一度に表示させることもできますが、その場合は、フィルターを使って日付範囲を指定する方法を使うと便利です。
まとめ
エクセルのフィルター機能を使って日付データを月ごとに表示させる方法を紹介しました。基本的なフィルター機能に加え、カスタム表示を活用することで、さらに視覚的にデータを整理できます。日付の形式やカスタム表示を駆使して、必要なデータを効率よく表示させましょう。


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