Atcoder 395 E問題のWA解決法：コードのデバッグと修正ポイント

Atcoder 395 E問題で提出したコードがWA（Wrong Answer）になった場合、どこに問題があるのかを特定することが重要です。この記事では、質問者が投稿したコードを基に、エラーの原因と修正方法を解説します。

1. コードの全体的な流れと意図

このコードは、グラフを使って最短経路を求める問題に取り組んでいます。特に、ノードを通る際のコストが異なるため、優先度付きキューを使用しています。ですが、コードの一部に誤った条件式や更新が含まれている可能性があります。

コード内で使用している優先度付きキュー（`priority_queue`）の使い方が問題となることがあります。特に、コスト更新時の条件式が適切でない場合、最短経路が正しく更新されません。この問題は、`cost[nex]`の更新方法に関連している可能性があります。

例えば、`a + 1 + x`とする部分の`x`が予期しない動作を引き起こす可能性があるため、コスト計算の方法を見直す必要があります。

コストの更新条件を正しく設定し直すことで、この問題は解決できます。特に、ノード`b`から隣接ノード`nex`に移動する際のコスト計算を正しく行う必要があります。コスト更新のロジックを次のように修正することを検討してください。

if (cost[nex] == -1 || cost[nex] > a + 1 + (c == 0 ? 0 : x))

この修正により、コストの計算が適切に行われ、正しい経路が選ばれるようになります。

また、`cost`配列の初期化が誤っている場合や、`while`ループ内での優先度付きキューの扱いに不具合がある場合も考慮するべきです。優先度付きキューに格納するタプルが間違っていたり、出力を管理する部分が不適切な場合、最終的な結果に影響を与えます。

Atcoder 395 E問題でWAが発生した原因として、主にコスト計算の不備が考えられます。特に、条件式の適切な設定と優先度付きキューの使い方に注目することが重要です。これらを修正することで、正しい結果を得られる可能性が高くなります。