PowerPointで印刷時に画像の枠が表示されないようにする方法

PowerPoint

PowerPointでスライドに背景画像を設定し、その上にスタイル変更した画像を配置している場合、印刷時に元の四角い枠が薄く印刷されてしまうことがあります。特に白黒印刷を行うと、枠が目立ってしまうことがあるため、これを回避する方法を紹介します。

1. 画像の枠を取り除く方法

まず、スタイル変更を行った画像の枠を完全に取り除く方法を確認しましょう。画像に枠線が表示される原因として、PowerPointの「図の書式設定」メニューにある「枠線」オプションが影響しています。この枠線を削除することで、印刷時に余計な線が表示されるのを防ぎます。

  • 画像を選択し、右クリックして「図の書式設定」を選択
  • 「枠線」オプションを選び、設定されている枠線を「なし」に設定
  • 「影」や「3D効果」などもオフにしておくとさらにスッキリします

これで、画像に設定された枠線が消えるはずです。

2. 白黒印刷時に影響を最小限に抑える設定

白黒印刷時に画像が薄く印刷されるのを防ぐために、PowerPoint内で印刷設定を調整することができます。特に「グレースケール」設定を変更することで、印刷時に画像のディテールを調整できます。

  • 「ファイル」→「印刷」を選択
  • 「設定」セクションで、「グレースケール」や「黒白印刷」オプションを選び、必要に応じて印刷設定を変更

この設定を使用すると、画像の枠や細部が強調されすぎることを防げます。

3. 画像の形式を変更してみる

もし上記の方法でうまくいかない場合、画像の形式を変更することも試してみましょう。例えば、画像の形式をPNGに変換することで、透明な背景の部分が白黒印刷時にも影響を受けにくくなります。

  • 画像を「保存」→「名前を付けて保存」でPNG形式に変更
  • 再度PowerPointに挿入して印刷を試す

この方法では、画像の透過部分が影響を最小限に抑えることができます。

4. 印刷プレビューで確認

変更後、印刷プレビューで結果を確認することも大切です。プレビューを確認することで、実際にどのように印刷されるかを事前に確認でき、無駄な修正を避けられます。

  • 「ファイル」→「印刷」を選択し、印刷プレビューを確認
  • 問題があれば、再度設定を調整してから印刷を試みる

5. まとめ

PowerPointで印刷時に画像の枠が薄く印刷される問題は、画像の枠線を取り除いたり、印刷設定を調整することで解決できます。これらの方法を試して、印刷時に問題なく資料を作成できるようにしましょう。

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