SDカードのセキュリティ設定と編集可能なファイル保護方法

Windows 10でSDカードのファイルを誤って削除しないように保護したい、でもファイルの追加や編集は可能にしたいという方に向けて、簡単にできる設定方法を紹介します。特にSDカードにセキュリティのタブが表示されない場合の対処法も解説します。

SDカードのセキュリティ設定の基本

SDカードやUSBドライブのセキュリティ設定を変更することで、誤ってファイルを削除したり、変更されるのを防ぐことができます。しかし、SDカードに「セキュリティ」タブが表示されない場合もあります。その場合、ファイルのアクセス権限や他の設定を調整する方法について説明します。

まず、Windows 10のファイルエクスプローラーでSDカードを右クリックし、「プロパティ」を選択しますが、「セキュリティ」タブが見当たらない場合があります。このタブが無い場合でも、次の方法で設定を変更できます。

SDカードの「セキュリティ」タブが無い場合、まずはディスクの属性が「読み取り専用」になっていないか確認します。次に、SDカードに対するアクセス許可を変更する方法をご紹介します。

1. SDカードを右クリックし、「プロパティ」を選択します。

2. 「全般」タブで、「読み取り専用」のチェックボックスが選ばれていないか確認し、チェックがあれば外します。

3. また、「セキュリティ」タブが表示されない場合は、「詳細設定」をクリックし、管理者権限を変更します。

SDカードを読み取り専用でない状態にし、ファイルを追加・編集可能にしたい場合、管理者として権限を与えることが必要です。これは、SDカードに対して完全な編集権限を持つための最適な方法です。

SDカードの「セキュリティ」タブが表示されない場合は、右クリックで「プロパティ」>「詳細設定」>「セキュリティ」>「編集」を選び、アクセス許可を変更することができます。

SDカードのファイルを誤って削除しないように保護したい場合は、読み取り専用設定を無効にし、必要な編集権限を設定することが重要です。特に「セキュリティ」タブが表示されない場合は、管理者権限を適切に設定することで、SDカードのアクセス許可を変更し、ファイルの編集や追加ができるようになります。