LibreOffice Calcを使用している際に、列に連番(シリアルナンバー)を自動的に付けたい場合、いくつかの方法があります。この記事では、Calcで簡単に連番を付ける方法を解説します。
連番を付ける方法1: セルをドラッグして自動入力
最も簡単な方法は、Excelと同じように、数値を手入力してからセルの端をドラッグして連番を自動的に入力する方法です。以下の手順で行います。
- 最初のセルに1(または開始したい番号)を入力します。
- そのセルを選択し、右下の角をクリックしてドラッグします。
- ドラッグした範囲に連番が自動で入力されるので、必要な数までドラッグします。
この方法では、開始する番号と、連番を自動的に続けることができます。
連番を付ける方法2: 数式を使用する
セルに数式を使用して連番を付けることもできます。例えば、以下の手順で行います。
- A1セルに1を入力します。
- A2セルに数式「=A1+1」を入力します。
- A2セルを選択してドラッグすることで、連番が自動的に入力されます。
この方法では、特定の範囲で数値が増加するので、シンプルな連番を付けるのに便利です。
連番を付ける方法3: Fill Series(シリーズの入力)機能を使う
LibreOffice Calcには、連番を効率的に入力する「Fill Series(シリーズの入力)」という機能があります。この機能を使うと、開始番号や増加ステップを設定した上で連番を入力できます。以下の手順で行います。
- 連番を始めたいセルを選択します。
- メニューバーの「編集」→「入力」→「シリーズ」を選択します。
- シリーズダイアログで、開始番号、増加ステップ、終わりの番号などを設定します。
- 設定後、「OK」をクリックすると、指定した範囲に自動的に連番が入力されます。
この方法では、カスタマイズされた連番を効率的に入力することができます。
連番を付ける方法4: 数式で日付の連番を作成する
もし日付で連番を作成したい場合は、以下のように数式を使って日付の連番を作成することができます。
- 開始日付をセルに入力します(例:A1セルに「2023-08-01」を入力)。
- 次のセルに数式「=A1+1」を入力し、日付を1日ずつ増加させます。
- セルをドラッグすることで、日付が連番として自動的に入力されます。
この方法は、日付の連番を自動的に生成する際に非常に便利です。
まとめ
LibreOffice Calcで連番を付ける方法にはいくつかの選択肢があります。セルをドラッグして簡単に連番を入力したり、数式やシリーズ機能を使ってより効率的に入力する方法もあります。これらの方法を活用して、Calcでの作業を効率化しましょう。


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