キーエンスIV4を使ってワークの読み取り時に外部のブザーで音を鳴らすために、AIトリガーを使用しているとのことですが、うまく音が鳴らないという問題が発生しているようです。この問題を解決するための方法と、考慮すべきポイントについて解説します。
キーエンスIV4でブザー音を鳴らすための基本設定
まず、キーエンスIV4のAIトリガーを使用してワークの読み取りを行い、その結果に応じて外部のブザーを鳴らす方法について確認します。外部のブザーを鳴らすためには、基本的にPLCの出力を使うことになります。PLCのI/Oモニターにアクセスし、ブザー用の出力を適切に設定することが第一歩です。
ただし、質問者が指摘しているように、「判定OK」などの出力が保持されるため、パルス制御が難しくなる場合があります。これを解決するためには、設定を再確認し、外部出力が一時的にオンになるように調整する必要があります。
PLC設定のポイントとパルス制御
PLCのI/Oモニターを使って確認した場合、通常は状態が保持されていると、ブザーが鳴りっぱなしになることがあります。この問題を解決するためには、出力が一定時間だけオンになるようにパルス信号を使う必要があります。
パルス信号を使う方法としては、トリガーイベントが発生したときに、一瞬だけ出力が変わるように設定することが重要です。これにより、外部のブザーが一回だけ鳴り、次にまた判定が変わったときに再び鳴るようにできます。
AIトリガー設定の確認
AIトリガーを使用している場合、ワークの読み取りに基づいて自動的に判定が行われ、その結果がPLCに送られます。しかし、AIトリガーの設定が正しくないと、意図したタイミングで判定が変わらず、出力が保持されたままになることがあります。
これを解決するためには、AIトリガーの設定を見直し、トリガーが発生するたびに出力がリセットされるように調整します。リセットをかけることで、次回の判定結果が正常に反映されるようになります。
外部ブザーの接続とテスト
外部のブザーが正常に作動するためには、PLCとの接続が正しいことを確認する必要があります。ブザーが動作するためには、PLCの出力端子に正しく接続し、適切な電源供給が行われているかをテストします。
また、ブザーが誤作動しないように、ブザーの動作タイミングを確実に設定し、確認することが大切です。テストを行い、タイミングが正確に合うように調整しましょう。
まとめ:キーエンスIV4で外部ブザーを鳴らす方法
キーエンスIV4を使用して外部のブザーを鳴らすためには、PLCのI/O設定を再確認し、パルス信号を適切に設定することが重要です。また、AIトリガー設定の確認や、ブザーの接続テストを行うことで、問題なく動作させることができます。これらの手順を踏むことで、目的の動作が実現できるでしょう。


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