大阪のタクシー料金を計算するプログラムを作成する課題があります。Google Colabを使用してPythonでこの問題を解決する方法を説明します。走行距離に応じて料金を計算する簡単なプログラムを作ることができるようになります。
タクシー料金計算のルールを理解する
問題に従って、大阪のタクシー料金は次のように設定されています。
- 走行距離が1.3kmまでは600円。
- それを超える場合、260mごとに100円が加算される。
この情報をもとに、走行距離を入力したときに料金を計算するプログラムを作成する方法を説明します。
必要なPythonコードの作成
まず、タクシー料金計算プログラムを作成するためのPythonコードを段階的に見ていきましょう。
def calculate_taxi_fare(distance):
base_fare = 600 # 最初の1.3kmは600円
additional_fare_per_260m = 100 # 260mごとに100円加算
threshold_distance = 1.3 # 最初の1.3kmは基本料金
additional_distance = distance - threshold_distance # 基本距離を超える距離を計算
if additional_distance <= 0:
return base_fare # 1.3km以内なら基本料金を返す
else:
additional_fare = (additional_distance // 0.26) * additional_fare_per_260m # 追加料金を計算
total_fare = base_fare + additional_fare # 総料金を計算
return total_fare
# 使用例
distance = float(input('走行距離を入力してください(km):'))
print(f'タクシー料金は{calculate_taxi_fare(distance)}円です。')
このコードでは、`calculate_taxi_fare`という関数を作成しています。この関数は、走行距離を引数として受け取り、料金を計算して返します。
コードの解説
このプログラムは以下のように動作します。
- 基本料金600円を設定し、距離が1.3kmを超えた場合、超過した距離に基づいて追加料金を計算します。
- 距離が1.3km以下であれば、そのまま基本料金600円を返します。
- 追加の料金は、260m(0.26km)ごとに100円が加算される仕組みです。
- 最後に、`input()`を使用してユーザーから走行距離を入力してもらい、料金を表示します。
実行例と結果
例えば、走行距離が2kmの場合、1.3kmを超えて0.7km分が追加されます。この距離に基づいて追加料金が計算され、最終的なタクシー料金が出力されます。
走行距離を入力してください(km):2
タクシー料金は750円です。
このように、簡単にタクシー料金を計算することができます。
まとめ
Pythonを使用して、大阪のタクシー料金を計算するプログラムを作成する方法を学びました。Google Colabで簡単に実行できるコードを提供しましたので、これを参考にして自分でプログラムを試してみてください。走行距離を入力することで、料金を計算できるシンプルなプログラムです。


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