Final Cut Pro Xを使用している際に、テロップの位置や配置を一括で変更したいときがあります。特に、複数のテロップを左揃えや指定の位置に一度に変更したい場合、手動で1つずつ設定するのは非常に時間がかかります。この記事では、Final Cut Pro Xでテロップの配置を一括変更する方法を紹介します。
1. Final Cut Pro Xでテロップの設定を一括変更する方法
まず、テロップの設定を一括で変更するためには、Final Cut Pro Xの「タイムライン」内で複数のテロップを選択し、グループ化することがポイントです。
- タイムラインにある全てのテロップを選択するか、変更したいテロップをShiftキーを押しながら選択します。
- 選択したテロップの「インスペクタ」ウィンドウを開き、「テロップ」の設定を変更します。
2. 「左揃え」を一括で設定する方法
テロップを左揃えにするには、インスペクタの設定でテキストの「アライメント」を変更することができます。具体的には以下の手順を実行します。
- インスペクタ内で、テキストの「アライメント」設定を探します。
- 「左揃え」を選択します。
- 選択したすべてのテロップに対して、同じ設定を適用します。
3. 「指定の位置」にテロップを一括で配置する方法
指定の位置にテロップを一括配置する方法は、Final Cut Pro Xで「位置」の調整を一度に適用することで可能です。位置を変更するには、以下の手順に従います。
- インスペクタで「位置」を変更したいテロップを選択します。
- 「X」および「Y」の位置を調整して、希望する位置にテロップを配置します。
- この設定を他のテロップに適用する場合、同様に「位置」設定をコピーして、他のテロップにもペーストします。
4. スクリプトや自動化ツールを使用する
Final Cut Pro Xでは、スクリプトや自動化ツールを使用して、テロップの配置をより効率的に変更することも可能です。AppleScriptやサードパーティのプラグインを活用すると、複数のテロップをまとめて一括設定することができます。
例えば、スクリプトを使用して特定の位置やアライメントを一括で変更することができます。これにより、作業時間を大幅に短縮できるでしょう。
5. まとめ
Final Cut Pro Xでは、インスペクタを使用してテロップの設定を手動で変更することができますが、複数のテロップを効率的に一括で変更するためには、タイムライン内での選択やスクリプトを使用することが便利です。手動で変更するのは時間がかかりますが、これらの方法を使うことで、作業効率を大幅に向上させることができます。


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