SidecarでiPadとMacのディスプレイ拡張・ミラーリング設定がタイムアウトする問題の解決方法

Macintosh(Mac)

iPadとMacを使用して、Sidecarでディスプレイを拡張またはミラーリングしようとした際にタイムアウトエラーが発生し、接続できない場合があります。この記事では、Sidecarの設定に関する問題を解決するためのステップを詳しく解説します。

1. Sidecarの基本設定を確認

まず、Sidecar機能が正しくセットアップされているか確認します。Sidecarを使用するためには、MacとiPadの両方が同じApple IDでサインインしている必要があります。また、両方のデバイスでWi-FiおよびBluetoothが有効であることを確認してください。

設定方法は以下の通りです。

  1. Macで「システム環境設定」>「ディスプレイ」を選択します。
  2. iPadが接続可能なデバイスとして表示されていることを確認し、iPadを選択します。
  3. 「AirPlay」を有効にして、iPadのディスプレイを拡張またはミラーリングモードに切り替えます。

2. Wi-Fi接続を確認

Wi-Fiが不安定または速度が遅い場合、接続がタイムアウトすることがあります。使用しているWi-Fiネットワークが十分に高速で、接続が安定していることを確認してください。可能であれば、5GHz帯のWi-Fiを使用することをおすすめします。

また、Wi-Fiの干渉を防ぐために、ルーターを再起動してみるのも一つの方法です。

3. macOSとiPadOSのソフトウェアアップデートを確認

Sidecarは最新のmacOSとiPadOSに対応しています。macOSやiPadOSが最新バージョンに更新されていないと、互換性の問題で接続できないことがあります。

設定 > 一般 > ソフトウェア・アップデートを開き、両デバイスのソフトウェアが最新であることを確認しましょう。

4. Bluetooth接続をリセット

Bluetoothが正しく動作していない場合、Sidecarの接続に問題が生じることがあります。Bluetoothの接続をリセットすることで、問題が解決する場合があります。MacとiPad両方でBluetoothを一旦オフにし、再度オンにしてみましょう。

それでも解決しない場合は、両デバイスのBluetooth設定を完全にリセットし、再接続を試みます。

5. それでも接続できない場合の対処法

上記の方法を試しても問題が解決しない場合、以下の追加手順を試してみましょう。

  1. Macの「システム環境設定」>「セキュリティとプライバシー」でSidecarのアクセスを許可します。
  2. iPadで「設定」>「一般」>「AirPlayとHandoff」を開き、Handoff機能が有効になっていることを確認します。

まとめ

Sidecarでのディスプレイ拡張やミラーリング設定がタイムアウトして接続できない場合、Wi-FiやBluetoothの確認、macOSとiPadOSのアップデート確認、さらには設定の見直しが重要です。これらの手順を試すことで、問題が解決することが多いので、順を追って対応してみましょう。

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