Illustratorで透明部分の色を変更する方法

Illustratorで文字に透明部分がある場合、その透明部分の色を変更する方法について解説します。質問者様のように、フォントの縁の色と透明部分の色を別々に設定したい場合、手間がかかることもあります。この記事では、透明部分の色を変更するための簡単で効率的な方法を紹介します。

1. 透明部分の色を変更する方法

Illustratorでフォントに透明部分が含まれている場合、その透明部分を変更する方法は2通りあります。1つ目は「アピアランス」パネルを使う方法で、2つ目は「分割・拡張」を使う方法です。質問者様が試した「分割・拡張」の方法は、手間がかかるため、アピアランスを利用する方法をおすすめします。

アピアランスパネルを使って、フォントの縁と透明部分の色を分けて設定することができます。まず、フォントを選択した状態で「アピアランス」パネルを開き、「新規塗り」を選んで塗りの色を設定します。その後、「新規線」を選んで縁の色を設定します。この方法を使うと、透明部分の色と縁の色を別々に変更できます。

「分割・拡張」を使用せずに透明部分を変更するためには、複合パスを使う方法があります。文字を選択した状態で、「オブジェクト」メニューから「複合パス」を選び、「作成」をクリックします。その後、透明部分に適用する色を設定することで、透明部分を変更することができます。

頻繁にフォントの透明部分を変更する場合、アピアランスパネルを活用することで作業効率が大幅に向上します。手間を省くためには、パスを複製して色を分けるテクニックも役立ちます。これにより、毎回「分割・拡張」を使う必要がなくなり、スムーズに作業を進めることができます。

Illustratorで透明部分の色を変更する方法には、アピアランスパネルを使う方法と複合パスを使う方法があります。どちらの方法も便利ですが、アピアランスパネルを使用することで効率的に作業を進められるため、ぜひ試してみてください。