EXCEL関数でお昼時間を引いた勤務時間を計算する方法

EXCELで勤務時間を計算する際に、お昼時間（例えば12:00～13:00）を引いた時間を算出したいことがあります。このような場合、関数を使って簡単に計算する方法を紹介します。特に「開始時間」「終了時間」「お昼時間」の設定に基づいた計算式を使うことで、効率的に勤務時間を求めることができます。

1. 基本的な時間計算の設定方法

まず、EXCELにおける時間計算の基本的な設定を確認しましょう。今回は、勤務開始時間が「9:00」、お昼休みが「12:00～13:00」、終了時間が「18:00」とします。

まず、以下のようにセルに時間を入力します。

これで基本的な時間設定が完了です。

次に、EXCELで勤務時間を計算するための関数を使います。勤務時間からお昼時間を引くためには、以下の計算式を使用します。

=（D1-A1)-(C1-B1)

この式は、終了時間から開始時間を引き、そこからお昼の休憩時間（お昼終了時間からお昼開始時間を引いた値）を差し引く方法です。この計算式により、実際の勤務時間を算出できます。

上記の計算式をEXCELに入力すると、計算結果として8時間（9時間から1時間の昼休みを引いた時間）が表示されます。

もし、勤務時間がさらに細かく表示される場合（例えば、分単位まで計算したい場合）、時間形式を「[h]:mm」に設定することで、時間の合計をより精密に表示できます。

EXCELを使って勤務時間からお昼休みを引く計算は非常に簡単に行うことができます。関数を使用すれば、毎日の計算が自動化され、効率的に作業を進めることができます。また、時間の形式や関数の使い方をしっかりと把握しておくと、他の計算にも応用できるため非常に便利です。