エクセルで通貨の記号として「AUD」を表示させる方法について、標準の通貨記号一覧には含まれていないため、少し工夫が必要です。この記事では、「AUD (金額)」の形で通貨記号を表示させる方法をご紹介します。
1. 通貨形式で「AUD」を表示させる方法
エクセルの通貨形式には多くの通貨が含まれていますが、「AUD」のように標準では表示されない通貨記号もあります。そこで、カスタムの数値形式を使用することで、「AUD」を表示させることができます。
以下の手順で、セルに「AUD (金額)」の形式で表示させることができます。
- 対象のセルを選択
- 右クリックし、「セルの書式設定」を選択
- 「数値」タブから「通貨」を選択
- 「カスタム」を選択し、下のボックスに「[AUD] #,##0.00」と入力
これにより、指定したセルに「AUD (金額)」の形式で通貨を表示できます。
2. カスタム書式で通貨記号を追加
もし、「AUD」の前に別の文字列を追加したい場合(例えば、表示形式を「AUD 100.00」のようにしたい場合)には、カスタム書式の設定を変更することができます。
その方法は以下の通りです。
- セルを選択し、「セルの書式設定」を開く
- 「数値」タブから「カスタム」を選択
- 「種類」のボックスに「[AUD] #,##0.00」と入力
- これにより、指定したセルに「AUD 100.00」の形式で金額が表示されます。
3. 他の通貨記号を設定する方法
他の通貨記号についても同様の手順で設定できます。たとえば、USDやEURなど、エクセルの標準通貨記号がリストにない場合でも、カスタム書式を使って任意の通貨記号を表示できます。
カスタム書式で記号を追加する方法は、「[AUD]」の部分を任意の通貨記号に置き換えるだけです。たとえば、「USD」や「EUR」を使いたい場合は、書式設定で「[USD] #,##0.00」や「[EUR] #,##0.00」と入力します。
4. まとめ
エクセルで「AUD」の通貨記号を表示させるには、カスタムの数値形式を使用することで可能です。これにより、必要な通貨記号を柔軟に表示させることができます。上記の方法を試して、より便利なエクセルの使い方を実現してください。


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